銀の森の社会貢献
2025-02-21 09:21:03

銀の森コーポレーションが受賞したみどりの社会貢献賞と森づくりの取り組み

株式会社銀の森コーポレーションがみどりの社会貢献賞を受賞



岐阜県恵那市に本社を置く株式会社銀の森コーポレーションが、環境活動の顕著な功績が評価され、「第13回 みどりの社会貢献賞」を受賞しました。この賞は全国の都市緑化のための取り組みや緑豊かな都市づくりを促進する目的で設立されたもので、今後も地域貢献や生物多様性保全の模範となることが期待されています。

みどりの社会貢献賞とは



公益財団法人都市緑化機構が主催するこの賞は、2013年に創設され。今年で13回目を迎えます。企業や団体が環境活動を通じて地域に対して顕著な貢献をした際に表彰され、全国のベンチマークともなる緑地の育成や保護が重要視されています。表彰式は「第42回 全国都市緑化ぎふフェア」を通じて実施される予定です。

100年の森づくり計画とは



受賞の背景には、同社が展開する「100年の森づくり計画」があります。この計画は、2018年に取得した恵那峡県立自然公園内のゴルフ場跡地を約23ヘクタールの緑地として再生するプロジェクトです。「銀の森キャンパス」と名付けられたこの場所は、未来の学び舎としての意味を込めており、長期的な視点で自然環境を整えることが求められています。

1996年から「人と森の共生」を目指している株式会社銀の森コーポレーションは、2011年にオープンした「恵那 銀の森」を通じて、その取り組みを表現しています。2022年に会社設立50周年を迎えた同社は、未来の50年に向けて主力事業を移転し、環境整備の部門も新設。

ゴルフ場跡地から森へ



「ゴルフ場跡地を、再び森へ」をテーマに、岐阜県内外の職人たちと協力して2023年から第一次工事がスタートしました。この工事は約500坪の範囲で進められ、同社のスイーツブランド「パティスリーGIN NO MORI」の世界観である「森からのおすそわけ」を形にすることを目指しています。プロジェクトの完成は2026年春予定とのことです。

環境と地域への配慮



このプロジェクトでは、造成時の地ならしや40年を経たゴルフ場跡地を新たに育てる環境改善が求められています。そのため、パーマカルチャーという設計手法を採用し、具体的には土壌改良剤として竹炭や落ち葉、稲藁などを活用しています。

地域から集めた資源を活用し、地域との結びつきを強化することで、循環型の豊かさを生む取り組みが行われています。

教育と未来へ



さらに、株式会社銀の森コーポレーションは、地域の幼稚園やこども園と連携して「どんぐりの苗木」育成を行い、教育の一環として地域資源の活用を進めています。また、岐阜県立恵那農業高等学校とも連携し、生徒たちがコンポストを通じて生ゴミを堆肥化する試みを行っています。

このように、100年の森づくり計画は地域との絆を深め、持続可能な未来を築くための重要なプロジェクトとして進められています。

結び



銀の森コーポレーションは、様々な形で「食」の可能性を追求してきましたが、今後は「森づくり」を中心にした新たなプロジェクトに力を入れていくことを宣言しています。森と人々の共生を推進し、食と自然を融合させる取り組みを進めることで、地域社会の発展に寄与していくことでしょう。

日本の未来のために、地域の自然環境を大切にする姿勢は、多くの人々に影響を与え、次世代へと受け継がれていくことでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

会社情報

会社名
株式会社銀の森コーポレーション
住所
岐阜県中津川市茄子川112-2
電話番号
0573-64-2501

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。