不適切保育を防ぐための環境づくりを学ぶオンライン講座
一般社団法人未来創造連携機構 これからの保育研究所が主催する「不適切保育を起こさない環境づくり」のオンライン無料集中講座が2024年12月11日(水)に開催されます。この講座は、不適切保育を防ぐために必要な環境や組織づくりについて深く学ぶことを目的としています。
講座の概要
講座名は「不適切保育を起こさない環境づくり」。日時は2024年12月11日(水)の14:00から15:30まで、Zoomを使用したオンライン形式で実施されます。対象者は保育施設や幼児教育施設の経営者や施設長、管理職などで、参加は無料です。申込先は
こちらです。
講座の見どころ
本講座では、不適切保育を防ぐための組織全体で取り組むアプローチや効果的な環境づくりの方法が紹介されます。また、保育者や施設全体の信頼性を高めるための具体的な実践戦略や課題解決策も学ぶことができます。これにより、参加者は不適切保育のリスクを減少させる知識とスキルを身につけることができます。
不適切保育が起こる理由
不適切保育が発生する原因は、主に保育士の意識と職場環境に起因しています。職場環境が保育士の意識に直接影響を与えるため、環境の改善が最も重要な対策といえます。しかし、現状として保育士の配置基準や人材不足の問題があり、短期間での改善が難しいのが実情です。それゆえに、今ある人材でどのように職場環境を改善していくかが経営者や施設長の要となります。
不適切保育対策の重要性
多くの不適切保育対策の研修は、保育士の人権意識向上やスキル向上に特化しているものが多く、これだけに依存するアプローチは労働環境へのさらなる負担を生む危険があります。長期的な視野で不適切保育を防ぐためには、経営者や施設長が積極적으로行動を起こすことが不可欠です。講座では、経営者や施設長が直面する具体的な課題への対策を深く掘り下げていきます。
保育施設運営管理士検定との関連
現在、保育の現場では「園長選び」が重要視されています。良い園を主人公にするためには、園長や施設長の質が求められます。在外機関でも、園長のスキルより実施運営の質が重視されています。このため、保育施設運営管理士検定(通称:園長検定)が開発され、園長や施設長の資格を証明し、スキル向上に寄与しています。必要なスキルを客観的に示すことができ、参加者は自身のスキルを正式に証明できるチャンスです。
講座および検定試験の詳細
将来にわたり保育施設の管理者としての能力を高めたい方は、オンライン講座に参加することをお勧めします。また、2025年1月26日(日)には保育施設運営管理士検定が実施される予定で、詳細は同様に申込先で確認できます。
管理職としてのスキル向上に役立つ内容が盛りだくさんの本講座。興味のある方はぜひ参加してみてください。皆さまのご参加をお待ちしております!