茶空会:オンライン茶会の新しい形
2020年11月14日(土)、秋の特別な時期「炉開き」にちなむオンライン茶会「茶空会 sakue」が開催されます。本イベントは、茶道の奥深い世界をWEB空間に拡張し、世界中の人々がリアルタイムで交流できる新しい茶の湯のスタイルを提供します。
特別な季節「炉開き」を楽しむ
「炉開き」とは、茶道における特別な節目で、初夏に摘まれた茶葉が寝かせられた茶壺の口を切る行事。11月は「茶の正月」とも呼ばれ、特別な抹茶と茶菓子を楽しむ絶好の機会です。新鮮な抹茶と和菓子が参加者のもとに届けられ、この季節ならではの味わいを堪能できます。
特別なお茶とご自宅での楽しみ
参加者には、パリの名門「Ladurée」からの京都祇園限定の和菓子や、宇治の名店「山政小山園」の抹茶と珍しい碾茶が事前に届けられます。これにより家庭に居ながら茶道の雰囲気を存分に味わうことができます。お茶とお菓子のコラボレーションは、和と洋、伝統と革新が交差する素晴らしい体験です。
参加者に寄り添った席の設営
茶空会の第三回目では、初心者席とプレミアム席の2つの選択肢が用意されています。
- - 初心者席:抹茶の点て方を講師と一緒に学び、お茶の解説を受けながら安心して楽しめる内容。
- - プレミアム席:宇治・山政小山園の小山雅由氏による抹茶解説を受け、特別な体験を提供。
それぞれの席には、抹茶、茶菓子、茶筅が事前に送付されるため、参加者は自宅で本格的な茶の湯体験ができます。また、VRゴーグルを使ったプレミアムVR茶席もご用意し、臨場感あふれる体験を楽しむことができます。
茶空会の理念
「茶空会」は、空間と時間を超えた新しい茶の湯の形を目指しています。その根底には、禅から教わる「空」の哲学があり、あらゆるものの実体がなく、常に変化することを受け入れる心があります。この考えを通じて、参加者が共に「今、ここ」の体験を分かち合い、心のつながりを感じることができる場を提供します。
参加方法と申し込み
参加方法は非常に簡単で、Zoomを利用してオンラインで参加します。事前に申し込みを行い、特別に用意されたリンクをクリックするだけで参加可能です。引き続き、事前にお届けする茶道具やお菓子の準備を整え、茶空会の時間を心待ちにするだけです。
最期に
茶道の魅力を新しい形で体験したい方は、是非「茶空会 sakue」に参加してみてはいかがでしょうか。伝統的な茶の湯を体験するとともに、新しい出会いや発見があることでしょう。秋の風情を感じながら、心豊かなひと時を楽しむことができるオンライン茶会に、ぜひお越しください。
茶空会の詳細情報や申し込みについては、公式サイトをご覧ください。