杉浦誠司氏夫妻が始める「HOME BASE」で子供たちの未来を育む
社会貢献活動の始まり
文字職人として知られる杉浦誠司氏が、妻の千里氏と共に新たな社会貢献活動「HOME BASE」を立ち上げることを発表しました。この取り組みは、教育だけが人生のすべてであるという考えに疑問を投げかけ、子供たちに様々な可能性を提供することを目的としています。
杉浦氏がこれまで行ってきたパフォーマンスや講演活動を通じて、子供たちが直面する厳しい学業環境や進路のプレッシャーを目の当たりにし、彼らの心の支えとなる場を作りたいという強い思いからこの活動が生まれました。この活動の題字は、杉浦氏の息子によって作成されたことにも、家族の絆を感じます。
「HOME BASE」の理念
「HOME BASE」という名称には、家庭を基盤に子供たちの心の成長を支えていくという願いが込められており、教育機関では学べない「やりがい」や「生きがい」を学ぶ場を目指しています。杉浦氏は子供たちに対して、単なる学業成績が評価の全てではないことを伝えるために、このプロジェクトを企画しました。
この活動は、リアルな講義とオンラインでの体験型授業を組み合わせた形式で展開され、参加費はすべて無料です。専門的な知識を持つ心理カウンセラーである千里氏も、家庭内でのサポートを行いながら参加者に寄り添っていきます。
多岐にわたる講義内容
「HOME BASE」では、杉浦氏が実施する熱血講義を通じて、子供たちは自らの可能性に気づくことができます。講義は3つのテーマに分かれており、内容は以下の通りです。
1.
知らない自分に出会う~イメージの力~
2.
人生を楽しくする“発想力”~ゲームで学ぶ~
3.
偉人たちは意外と落ちこぼれ?~才能発掘~
一つ一つの講義が笑いと感動に満ちた内容で、参加者同士の交流も活発に行われます。
第1期生の募集開始
令和7年の1月から3月にかけて「HOME BASE」の第1期生を募集します。対象となるのは岐阜県多治見市周辺の中高生とその保護者です。詳細な内容については、オンラインでの事前説明会を通じてしっかりと説明される予定です。
「HOME BASEサポーター」の募集
また、活動を支援する「HOME BASEサポーター」も募集中です。賛同いただける方々には1口からの協力金が求められ、これが子供たちの活動資金に使われます。杉浦夫妻の思いを共にしながら、未来を育む手助けをしていただける方を広く募集しています。
特定非営利活動法人THANKYOU FUNDが運営
この「HOME BASE」は、特定非営利活動法人THANKYOU FUNDによって運営されています。代表の矢野燿大氏は、元阪神タイガースの監督であり、アスリートや文化人の社会貢献活動を支援することを目指して法人を設立しました。活動は順調に進み、現在では多くの会員に支えられています。彼の理念に共感する方々が集まり、子供たちの未来に寄与する活動が続けられています。
結論
杉浦誠司氏と千里氏が手掛ける「HOME BASE」は、子供たちにとって新たな可能性を開く重要な場になることでしょう。この取り組みが、多くの子供たちやそのご両親の心に寄り添い、未来に向けた希望を育むことを期待しています。