新NISAの投資意識
2024-09-30 21:08:42

新NISA利用動向調査結果から見る投資家の意識と行動とは

新NISAの利用動向と投資意識の変化



最近の調査によると、新NISA(新しい少額投資非課税制度)の利用率が35.6%に達し、そのうち3人に1人が新たに投資デビューを果たしていることが明らかになりました。この調査は、株式会社ロイヤリティ マーケティングが、TOKYO FMのラジオ番組「馬渕・渡辺の#ビジトピ」と共同で行ったものです。調査対象は20代から60代の国内在住者1,000名で、調査期間は2024年9月2日から9月4日まで。

認知率の向上と投資意欲



新NISAの認知率は80.7%に達し、2023年10月の前回調査から19.8ポイントも上昇しました。この結果は、国民の間で新NISAへの理解が深まりつつあることを示しています。54.5%の人々が日経平均株価に一定の関心を寄せ、特に2024年8月の日経平均株価の変動に対する影響を把握している様子がうかがえます。

多くの利用者が新NISA制度をきっかけに投資を始めたことも注目に値します。「新NISA制度が始まってから投資デビューをした」と回答した人は31.0%に上り、新NISAが投資を始める意味合いを持つことが明らかとなりました。また、投資に対する姿勢は徐々に変わりつつあり、「リスクを取る価値がある」と認識している人は約6割に達しています。

口座開設と金融機関の選択



新NISA口座を開設したいと考えている人たちの中で最も人気のある金融機関は証券会社であり、実に40%〜60%の人がこの選択をしています。また、投資信託が最も運用したい商品として挙げられています。この傾向はあらゆる年代に共通しており、投資信託に対する関心は非常に高いことが分かりました。

株価変動を受けた意識の変化



2024年8月に発生した日経平均株価の乱高下には、利用意向に異なる影響を与えたことも注目です。「利用意欲が減った」と回答したのはわずか12.5%に過ぎず、「変わらない」という回答が約60%を占めていました。株価の変動があったにもかかわらず、多くの人々が投資を続ける意志を持っていることが示されました。特に、女性の30代や60代、男性の40代以上の層は毎月10万円以上の投資予定を考えていることが多いようです。

まとめ



今回の調査結果から、新NISAに対する関心が高まり、利用率も増加していることが明るみに出ました。また、新NISAを利用する際のリスクに対する考え方にもポジティブな変化が見られ、リテラシーが向上していることが確認されました。これからの経済環境において、国民が金融教育を受け、冷静に投資判断を行う姿勢がさらに重要となると言えるでしょう。

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