五感で探る日本の美
2024-10-09 20:15:05

五感で日本の美を探る!次世代育成プログラムが始動する京都での特別イベント

五感から知る日本の美



一般社団法人千總文化研究所が2024年秋から開始する新しい文化プログラム「五感から知る言葉にならない日本の美」は、次世代育成を目指した全5回シリーズのイベントです。このプログラムは、京都市内および近郊で開催され、日本の第一線で活躍する表現者や技術者が参加し、五感を通じて日本の美を再発見することを目的としています。

京都の深い文化を感じる



千總文化研究所は、460年以上の歴史を誇る京友禅の老舗・千總が母体で、日本文化の継承と新しい価値の創造を目指しています。本プログラムの収益は、次世代育成プログラムの運営に充てられ、文化芸術の伝承に関わる新たなアプローチを模索しています。参加者は、経験を通じて自身の感性を育て、文化的な理解を深めることが期待されています。

次世代育成のために設定されたこのプログラムの特長は、五感を通じての体験を重視する点です。歴史的な背景や伝統を知ることは難しいですが、五感を使うことで直感的に日本文化に触れることができるのです。

体験型ワークショップ



第一回目は2024年11月16日(土)に、創業300年を超える香老舗・松栄堂の代表である畑正高氏を講師に迎え、「五感のバランスの再構築ー香りがうつす日本の感性ー」をテーマに行われます。このイベントでは、講演だけではなく、香りをテーマにしたワークショップもあり、参加者は実際に香りを楽しむ体験を通じて、その奥深さを理解することができます。見ることのできない香りが、どのように人の感情や記憶に影響を与えるのかを一緒に考えていきます。

このワークショップでは、掌の聞香炉を使用し、一片の香木の微細な香りを心ゆくまで楽しんでもらいます。香りの文化は日本において独自に発達し、我々にとって重要な意味を持っています。参加者は香跡の背後にある何世代にもわたる技術や美意識を少しでも感じ取ることできるでしょう。

プログラム内容の多様性



全5回のプログラムは各回異なるテーマが設けられており、2回目以降も魅力的な内容が目白押しです。2025年のプログラムでは、ウィスキーの香りや味についての切り口や、漆の美しさ、竹細工の魅力など、様々な日本の美が取り上げられます。歴史や技術だけでなく、その裏にある人々の思いやライフスタイルにも迫る内容です。

文化継承の新たな形



「五感から知る言葉にならない日本の美」は、ただの文化体験ではなく、未来の育成に大きく寄与するプログラムです。大人から子どもに「学び」のバトンを渡すことで、次世代の役割が明らかになります。参加者は学ぶだけでなく、学びを支える側にもなれるのです。

参加情報


イベントへの参加は定員30名の先着順で、申込みは千總文化研究所の公式ウェブサイトから可能です。各回の詳細な日時や場所についてもウェブサイトで確認できます。

まとめ


若者たちに現代の日本文化の魅力や、伝統技術の重要性を伝える取り組みを支援するこのプログラムは、国内外からも注目を集めています。私たちが知ることのできる日本の美を、五感を通じて新たに発見しませんか。自らの感性を磨く機会を提供する「五感から知る言葉にならない日本の美」に、ぜひご参加ください。


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会社情報

会社名
一般社団法人千總文化研究所
住所
京都府京都市中京区御倉町80
電話番号
075-211-2531

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