新たな医療市場への挑戦!アクセライズと泰格医薬の合弁会社設立

アクセライズと泰格医薬、合弁会社「タイガライズ」を設立



2023年、臨床研究の発展に向けてアクセライズと泰格医薬が強力な一歩を踏み出しました。両社は新たに合弁会社を設立し、その名も「タイガライズ」と称します。この新会社は、主に国際共同治験における国内実施や、国際的な臨床開発を計画する国内製薬や医療機器メーカーへの支援を行います。

今後の事業展開として、タイガライズは東京(千代田区)と大阪(大阪市北区)の二拠点を持ち、両地で活動していく予定です。会社の資本金は2000万円、出資比率はアクセライズと泰格医薬でそれぞれ50%ずつです。代表取締役社長は、アクセライズから辻本博史氏が就任します。このスピード感あふれる新会社は、国内CROとしての地位を固めつつ、新たな臨床開発の手法を確立することを目指します。

合弁会社設立についてアクセライズの代表取締役社長、宍戸敏昭氏は、両社の迅速な意思決定を強調し、これがタイガライズの特徴になると述べています。さらに、アクセライズはレイトカマーとしてTigermedと提携し、新しいビジネスモデルを展開させていく意向を示しています。

一方、泰格医薬の代表取締役会長である葉小平氏は、日本市場への進出がTigermedの国際戦略の重要な側面であると語り、アクセライズとの連携によってクライアントの要望に素早く応え、新薬の共同開発を加速させると強調しています。これにより、臨床試験の効果的かつ迅速な推進が期待されています。

アクセライズと泰格医薬の背景


アクセライズについて


2004年に設立されたアクセライズは、臨床開発モニターの派遣事業を国内最大手として展開し、医薬品営業支援や人材紹介、医薬品開発支援など多岐にわたるサービスを提供しています。この確固たる地位と豊富な経験が、合弁会社「タイガライズ」の設立に寄与しています。

泰格医薬について


一方、泰格医薬は中国最大手のCROとして、2002年に設立されました。現在、同社は44社の子会社を擁し、中国国内外で広く展開しており、96拠点を有するネットワークを構築しています。加えて、米国、欧州、韓国など数カ国にも拠点を持ち、計5200人以上のプロフェッショナルが在籍しています。すでに600社以上のクライアントから委託を受け、約1600本の臨床試験を実施するなど、業界をリードする存在になっています。

今後、タイガライズがどのように日本国内の医療市場に影響を与えていくのか、大いに期待が寄せられています。新薬の開発がスピーディーに進むことで、患者の治療選択肢が広がることに繋がるでしょう。医療界のさらなる進展を見守りたいと思います。

会社情報

会社名
株式会社アクセライズ
住所
東京都千代田区神田小川町1-11千代田小川町クロスタ2F
電話番号

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