ジンベイの行政DX
2026-07-09 11:20:21

広島県府中市で進化する行政業務、ジンベイのAI-OCRが実現する効率化

行政の未来を切り開くジンベイの取り組み



ジンベイ株式会社が広島県府中市と連携し、行政業務の効率化を目指す実証を進めています。このプロジェクトで導入された生成AI型AI-OCR「GenOCR」は、さまざまな業務で活用され、確かな成果を上げつつあります。

背景: 自治体の持続可能な運営



現代の日本において、人口減少や少子高齢化が進み、多くの自治体が質の高いサービスを維持しながら、業務の効率化に取り組む必要性に迫られています。しかし、紙とデジタルの統合的な効率化は容易ではなく、多くの市役所は「誰も取り残さない」という視点から、紙の申請を完全にゼロにすることが難しい状況です。

府中市は、2025年に開催される「The Meet 広島オープンアクセラレーター」で、ジンベイのGenOCRを選定し、2026年から庁内実証を始めました。ここでは、その結果として得られた具体例と知見について紹介します。

実証成果: GenOCRの優れた能力



1. 手書き申請書の高精度な読み取り



市役所での業務において最も頻繁に使用される住民の手書き申請書の読み取りでは、どんなに達筆であっても高精度に文字を読み取る能力が確認されました。また、選択肢に対するマークの位置ズレや外にはみ出していても、正確に判別可能という結果が得られました。

2. 幅広い対応力



手書き申請書だけでなく、建築や土木の図面、その他の数値帳票を読み取る能力も備えており、業務効率を大幅に向上させています。入力ミスが許されない業務において、確認作業の負担を軽減する役割も果たしています。

3. 直感的な操作性



日本語の簡単な指示のみで操作ができるため、ITに不安を抱える職員でもスムーズに使用できる環境が整えられています。実際に使用した職員からは「これならすぐに理解できる」という声が挙がっており、非常に前向きに受け入れられています。

4. 役割分担と自動化の可能性



実証を通じて、GenOCRで正確にデータを読み取った後、複雑な処理は別のツールに交信させることで、業務の役割分担も明確化されました。この仕組みは、現実的な自動化のモデルとして機能しています。

DX文化の醸成



府中市のDX推進課が中心となり、職員が主体となってこのツールを活用し、導入の進捗状況をサポートしています。導入説明会では「難しそう」という意見は少なく、多くの職員が「使ってみたい」というポジティブな意見を持っていることがわかりました。

今後の展望



今後は、庁内に保管されている大量の紙情報を迅速にデジタル化し、過去の類似事例を簡単に検索できるナレッジ基盤を築くことを目指しています。また、個人情報を取り扱う業務への拡大や、全国の自治体への展開も計画されています。

総務部DX推進課の見解



府中市 総務部DX推進課の伊藤健志氏は、「GenOCRは使い方がシンプルで、システムに詳しくない職員でも直感的に活用できる。これが『DXの文化』を広める上で重要だ」と述べ、期待を寄せています。

まとめ



ジンベイが開発したGenOCRは、行政業務の効率化だけでなく、使う人の視点に立った設計がなされており、今後の自治体運営における重要な要素となるでしょう。この実証プロジェクトは、これからの日本の行政運営における良いモデルケースとなることが期待されます。


画像1

会社情報

会社名
ジンベイ株式会社
住所
神奈川県横浜市西区北幸一丁目5番10号JPR横浜ビル
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。