初台の新感覚レストラン
2023-04-13 15:00:01

東京都初台にオープンした「客席のないレストラン」が創出する新しい飲食体験

東京都初台に登場した新しい飲食スタイル



2023年4月14日、東京の初台に新しいスタイルのテイクアウト・デリバリー専門店「客席のないレストラン」がオープンしました。このユニークなレストランは、厨房の様子を可視化することで、お客様に安心感を提供しています。ご注文はすべてアプリを通じて行われ、客席を持たず、外部から厨房の様子を確認できるように設計されています。

新型コロナウイルスがもたらした飲食業界の変化



新型コロナウイルス感染症の影響により、テイクアウトやデリバリーの需要が急増しました。その結果、2022年の日本のデリバリー市場は7754億円に達し、2019年と比べて85%も増加しました。このような状況の中で「客席のないレストラン」は、飲食業界が抱える様々な課題に対する解決策を提供し、今後の飲食業の新たなビジョンを示しています。

透明性と安心感を追求



「客席のないレストラン」は、厨房を大きなガラス窓で囲い、外からその様子が見えるようにしています。これにより、調理の過程を目の当たりにすることができ、多様な料理を安心して楽しめる要素が加わっています。安全で高品質な料理を提供するためには、食材の調達から調理まで一貫した管理が求められます。そのため、開店したこのレストランは、厳選した食材を使用し、上質なメニューを提供しています。

多様なメニューと洗練されたクオリティ



「客席のないレストラン」では、わずか20坪の狭いスペースに15ブランドから200以上のメニューを用意しています。ボリューム満点の丼やヘルシーなサラダ、高品質な炭火焼肉など、幅広い選択肢を楽しむことができます。また平均的な価格帯は1200円から1500円とリーズナブルで、ランチやディナーだけでなくビジネス利用にも最適です。

セントラルキッチンの活用



「客席のないレストラン」は、きちりホールディングスが運営するセントラルキッチンからのサポートを受けています。このキッチンでは、120の店舗で使用されるメニューの一部を集中生産しており、新鮮で美味しい食材をスムーズに提供するための体制が整っています。調理の効率化だけでなく、人手不足に対する解決策も生み出しています。

食材へのこだわりとフードロス対策



このレストランでは、食材を自ら選定し、無駄を減らす取り組みを行っています。各ブランドが互いに協力し合って食材を共有し、創意工夫を凝らしたメニュー展開を図っています。例えば、使用する鶏肉を異なるスタイルの唐揚げメニューに応用することで、農産物のフードロスを削減する努力もしています。

日本の美食文化を未来へ継承



後継者不足に悩む飲食業界でも、老舗店の味を継承する取り組みが行われています。特に天ぷら専門店「ねぎ坊主」がその一例です。退店することになった店舗からメニューを引き継ぎ、日本の美食文化を次世代に残す努力に挑戦しています。

今後も「客席のないレストラン」は、次なる新店舗を計画し、食に対する新しいスタイルを提案し続けることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社レストランX
住所
東京都渋谷区渋谷一丁目17番2号ヒューリック渋谷宮益坂下公園ビル12F
電話番号
03-5466-3456

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