サポーターに祝福の結婚式
2022-09-02 15:36:12
約1万人のサポーターに見守られた鳥栖の結婚式の感動秘話
約1万人のサポーターに見守られた鳥栖の結婚式
2022年8月14日、佐賀県の駅前不動産スタジアムでは、サガン鳥栖のホームゲーム中に特別な結婚式が執り行われました。この結婚式には、約1万人ものサポーターたちが駆けつけ、夫婦を祝福するための一体感が生まれました。
新郎の小松尚太さん(28歳)と新婦の小松真里子さん(27歳)は、サガン鳥栖の大ファンであり、彼らの愛の証をこの特別な場所で挙げることを心から望んでいました。真里子さんは幼少期からサガン鳥栖を応援してきたため、父親にスタジアムで花嫁姿を見せることができれば、どれほど素晴らしいかを想像し、応募を決意しました。
結婚式は、サポーターたちの温かな拍手に包まれながら始まりました。二人はウェディングロードを歩いて入場し、誓いの言葉では「これからもサガン鳥栖を応援し続け、笑顔溢れる家庭を築くこと」を誓いました。特に感動的だったのは、元サガン鳥栖の選手たちがサインしたサッカーボールに記された結婚証明書の披露です。
式の中では、特別なセレモニーが計画されました。例えば、サガン鳥栖のオリジナルソング『Start in Saga』を歌い上げるライブや、新郎新婦によるキックインセレモニーなどが行われ、大勢のサポーターと一緒に祝う場面が印象的でした。また、選手たちからのメッセージも届き、サプライズ感を盛り上げました。
試合の観客数は9,617人に達し、サガン鳥栖と名古屋グランパスの激闘が繰り広げられる中、夫妻は永遠の愛を誓いました。サポーターたちから注がれる祝福のエールは、愛に溢れた環境をさらに特別なものにしました。
結婚式を終えた尚太さんは、「感無量で言葉が出ないくらいうれしい。この企画が結婚式を後押ししてくれた」と感想を述べ、真里子さんも「夢のような場所で結婚式を挙げられ、本当に佐賀県に生まれてよかった」と語りました。
この結婚式は、佐賀県が実施した「子育てし大県“さが”プロジェクト」の一環として制作された動画『Start in Saga』にインスパイアされたもので、アイデアが形となった感動の瞬間でした。再生回数100万回を超えるこの動画は、なぜ多くの人々に影響を与え、思いがけない結婚式を可能にしたのかを示しています。佐賀県とサガン鳥栖との絆、そして新しい家族の誕生を心から祝福します。
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佐賀県こども未来課
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