フリーランス向け労災保険、申込み受付開始
フリーランスの皆さんに朗報です!国の「フリーランスの労災保険特別加入制度」が、厚生労働省の承認を受け正式にスタートし、申込受付が始まりました。この制度により、これまで労災保険の対象外だった多くのフリーランスの方々も業務中の事故やケガに備えることができます。
国が運営する労災保険制度により、民間の保険とは異なる公的な補償が受けられ、信頼性の高い制度であることが特徴です。フリーランス保険組合は、33年間にわたり一人親方などの労災特別加入支援を行なってきた実績を持っています。この経験をもとに、フリーランスという多様な働き方に向けて新たな挑戦を始めました。
フリーランスを守るための取り組み
フリーランス保険組合は、これまで主に建設業に従事する方々の安全を支えてきました。しかし、その中で造船、剪定、ハウスクリーニング、除草・伐採といった多様な職種の方々とも出会い、彼らの健康と安全を守らなければならないと感じるようになりました。当初は「フリーランス」や「副業」の概念が一般的ではありませんでしたが、その可能性を見越して、災害防止策や契約、経理といったサポートも提供してきました。
今、このたび国が「フリーランス新法」の制定によって、新たな取り組みとしてフリーランスの働き方を正式に認めたことは、私たちにとって大きな励みであり、さらなる責任感をもって制度運営に取り組む決意を新たにしています。
簡単・自由・安心な申込み
新しい労災保険制度は、スマートフォンやPCから簡単に申し込むことができます。申込みはウェブで完結し、約30秒で手続きが開始できる手軽さです。また、内容を確認した上で自分のタイミングで正式加入するかを選択できるため、安心して選ぶことが可能です。もちろん、厚生労働省の正式承認を受けているため、申込後もスムーズに手続きを進められます。
フリーランス職種の範囲
フリーランス労災保険制度は、さまざまな職種に対応しています。ここではいくつかの職種の例を挙げてみましょう:
事務系
データ入力、文書入力、添削、校正、コールセンター業務など。
デザイン制作・IT関連
デザイン制作、コンテンツ制作、イラストレーター、カメラマン、オペレーター業務など。
専門業務関連
調査、研究、コンサルティング、講師、機械設計、税務・法務など。
建設・土木・環境関連
造船、除草、ハウスクリーニング、機械の賃貸・修理など。
現場作業
ポスティング、製造業務、士業(弁護士、税理士など)
必要性と効果
フリーランスにとって労災保険は非常に重要です。造船や剪定業務などの現場では常に事故やケガのリスクが伴いますが、これまではフリーランスの方々は労災保険に加入できない状況でした。新たな制度により、すべての働き方に公的な安全網が整備され、不安を軽減し、社会全体の生産性が向上することが期待されます。私たちは今後も、現場の声を反映させながら、一人ひとりの働き方をサポートしていきます。
申込み方法
フリーランスの方々は、以下のリンクからお申込みができます。必要事項を入力し、手続きを進めてください。
お申し込みはこちら
お問い合わせ先
フリーランス保険組合
TEL:0120-275-587
メール:
[email protected]
愛知県春日井市勝川町6丁目140番地 王子不動産勝川ビル2階