神と魔の世界を垣間見る新刊『魔』の避けかた 追い祓いかた
神仏と日常生活が密接に関わることを教えてくれる新刊『魔』の避けかた 追い祓いかたがついに発売されます。この書籍は、著者の桜井識子が自身の経験を基に、見えない世界との向き合い方や、私たちができる対策について詳しく解説しています。著者の生活には、自らが見えるものと見えないものが共存し、それがどのようにして彼女の人生に影響を及ぼしているのかを知ることができます。
第1章:不思議な会話
著者は、実父を亡くした後、見える父との不思議な会話を通して、無宗教・無神論者でもスピリチュアルな心得が役立つことを伝えています。この章では、葬儀や通夜、法要の際に感じる心の動きを、具体的な体験を交えながら描写します。彼女は、これらの儀式が精神的な癒しをもたらし、また故人とのつながりをより深める手段であることを示しています。
第2章:供養と死後の世界
続く第2章では、浄土真宗を例に、位牌や戒名、納骨や供養についての実践方法を紹介します。亡くなった人の思いを大切にしながら、どうやって彼らを敬い、思いを伝えるのかを丁寧に説明しています。
第3章:喪中の神様との関係
喪中の際の神様との関係性について考える章では、著者がどのようにして、亡くなった人とのリンクを保ちつつ神様に接するかを考えます。
第4・5章:魔の正体
書名にもある「魔」については第4・5章で詳しく扱います。著者はアメリカ旅行中に起きた驚きの体験を語ります。パスポートや現金、クレジットカードが入ったリュックが失くなってしまった際、日本領事館のアドバイスと共に、事前に神社にお願いした眷属たち——大天狗やヤタガラス、白トラの助けが大ピンチを救ってくれたエピソードは、印象的でユーモラスです。
第6章:長州藩の復活劇
第6章では、長州藩が復活を果たせた背景を描きます。吉田松陰ら歴史的な人物たちの思いや、白龍の守護がどう影響したのかを探ります。この部分では歴史と神話が交錯し、現代に至るまでのつながりを感じさせます。
第7・8章:願掛けの裏技
最後の章では、実際に使える願掛けのテクニックと、人生を変えるための具体的なアプローチが紹介されています。著者の実体験に基づくアドバイスは、読者がすぐに試したくなる内容になっています。
著者の背景
桜井識子は神仏研究家として、2,000ヶ所以上の神社仏閣を参拝してきました。彼女の豊富な経験と知識を通して、神仏との接し方や、人間関係を深めるためのヒントがこの書籍には詰まっています。
この新刊『魔』の避けかた 追い祓いかたは、スピリチュアルな世界に入り込む良いきっかけとなる一冊です。