寧波デー開催
2025-07-16 12:19:52

大阪万博で寧波デー開催、日本と中国の深い絆を再確認

寧波デーの幕開け



2023年7月14日、日本・大阪万博の中国館にて、「海辺の寧波 世界へ帆を広げる」寧波デーのイベントが華々しくスタートしました。寧波は1862年にロンドン万博で製造された彫木器を披露した歴史を持ち、1876年には初めて公式な肩書きで万博に参加した中国人が現れた地です。現代の万博会場では、寧波は文化と経済の交流を通じて日本の観光客に強い共鳴を呼び起こしています。

寧波の文化資産



寧波は、海上シルクロードの始発港の一つとして、唐宋時代から日本と文化交流を行ってきました。青磁、茶葉、絹織物、書画といった寧波の特産物が日本に輸出される一方で、職人や僧侶が技術を日本に伝えました。こうした交流は日本文化に深く根付いており、今でも「聖地寧波」としてその関係が語り継がれています。

イベントの文化展示エリアでは、『唐山勝景画稿』のデジタル再現や、寧波の古船の模型、国家級無形文化遺産である「三金一嵌」の職人技などが展示され、来場者に生き生きとした歴史の一端を伝えています。また、現代のデザインが融合した文創品も来場者を魅了しました。

友好都市のつながり



長岡京市の中小路健吾市長は、両国の異なる思考方式の中にも共通する価値観があることを強調しました。1983年に友好都市の関係を結んだ長岡京市からは20本以上の桜の木が贈られ、今も多くの観光客を惹きつけています。このような関係性が新たな文化交流のきっかけになっています。

13日には、寧波と日本の友好都市に関する対話会も行われ、資源を集めてより良い未来を築くためのアイデアが交わされました。さらに、多くの協力協定が締結され、文化と経済の交流がさらに広がりを見せています。

文化的な架け橋



在大阪中国総領事館の方炜副総領事は、千年にわたる寧波と日本の友情が新たな活力を得ていることを述べました。この友好都市の関係が中日関係に新しい息吹を吹き込んでいると語ります。

寧波の歴史的な重要性は古代から続いており、今もなお日本との経済貿易の分野での協力は増加しています。今年だけでも貿易総額が前年同期比で増加しています。特に、近年の経済協力は非常に活発で、企業間の具体的な協力が進んでいます。

未来へのかけ橋



万博の会場内に設置された「寧波名片」には、多くの来場者が感動し、中国の魅力を感じることができました。7月15日には、さらに多くの教育交流イベントや協力産業交流会が予定され、寧波がもたらす文化と経済の開放が期待されています。

このように、寧波は歴史的背景と現代の活力を结合させ、よりオープンな姿勢で国際的な交流を進めていることが強調されるイベントとなりました。


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会社情報

会社名
宁波甬派传媒股份有限公司
住所
浙江省宁波市鄞州区宁东路901号 宁波报业传媒大厦
電話番号

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