株式会社LIVE BOARDは、大阪・枚方に設置されている「枚方ビオルネビジョン」で、インプレッション(VAC)に基づいたデジタルOOH広告配信を開始しました。
従来の配信方法は、配信期間と回数を指定していましたが、今回の導入により、NTTドコモの位置情報データなどを活用し、広告を実際に視たと推定できる人数をベースにしたインプレッション(VAC)販売が可能になりました。
インプレッション(VAC)は、OOHグローバルメジャメントガイドラインにて推奨されている視認調査に基づく視認率を加味した指標です。媒体の視認エリアにいる人数(OTS)のうち、OOH広告に接触する可能性のある人数(OTC)を定義し、媒体に応じた視認率を加味することで、実際に広告を見るであろう人数を推計しています。
「枚方ビオルネビジョン」は、月間来館者数50万人を誇る枚方市のランドマークである商業施設の正面玄関に設置されています。枚方市は人口40万人の街で企業や大学も多く、昼夜問わず利用される枚方市駅は京阪線の乗降者数第3位です。京阪電車・京阪バスの利用者合わせて1日14万人が行き交うメインステーションの前にある施設の媒体です。
LIVE BOARDは、全国に64,500以上のスクリーンを展開しており、自社で設置したスクリーンだけでなく、他社との連携も拡大しています。データドリブンにターゲティングや効果検証を実現することで、従来のOOHでは難しかった「ヒト」基点による配信を可能にしました。
今回の「枚方ビオルネビジョン」でのインプレッション(VAC)に基づいたデジタルOOH広告配信開始は、OOH広告業界にとって大きな転換期となるでしょう。従来の配信方法では、広告効果を正確に測定することが難しく、広告主にとって大きな課題でした。しかし、インプレッション(VAC)に基づいた配信により、広告効果をより正確に測定することが可能になり、広告主はより効果的な広告展開を行えるようになります。
また、LIVE BOARDは、データドリブンにターゲティングや効果検証を実現することで、従来のOOHでは難しかった「ヒト」基点による配信を可能にしました。これは、OOH広告がより効果的なターゲティング広告として活用できるようになることを意味します。
今後は、より多くのOOH媒体がインプレッション(VAC)に基づいた配信を導入していくことが予想されます。そして、OOH広告は、より効果的な広告手段として、多くの企業に利用されるようになるでしょう。