大和ハウスグループがグッドデザイン賞を受賞
大和ハウスグループは、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2025年度グッドデザイン賞」において、計8プロジェクトが受賞したことを発表しました。この受賞は「中〜大規模集合住宅」や「コミュニティづくりの取り組み」「個人・公共向けの意識改革」「業務用機器・設備」という4つの部門にまたがっています。
2025年度グッドデザイン賞受賞プロジェクト
以下は、受賞したプロジェクトの詳細です:
1.
分譲マンション「玖越花苑(キュウエツカエン)」
- 【会社名】大和ハウス工業株式会社
- 【協力】上海聯創設計集団有限公司
- 【概要】低層住宅棟と高層住宅棟が組み合わさった複合的なデザインが特徴。地域のつながりを意識した空間構成によって946戸を提供。
2.
分譲マンション「プレミスト南平台」
- 【会社名】大和ハウス工業株式会社
- 【協力】株式会社三菱地所設計、株式会社花岡都市建築設計
- 【概要】緑が融合した開放的なデザインが特徴で、居住空間は外部環境と調和したもの。高級感とアクセスの良さを兼ね備えています。
3.
分譲マンション「プレミスト国立ゲートレジデンス」
- 【会社名】大和ハウス工業株式会社
- 【協力】株式会社南條設計室
- 【概要】メゾネットタイプの分譲マンションで、住戸間のプライバシーが確保されつつもコミュニティが形成される仕組みがあります。
4.
街づくり計画「HARUMI FLAG(ハルミ フラッグ)」
- 【会社名】大和ハウス工業株式会社、他
- 【概要】広域の住宅や施設が融合した再生エリア。地域の特徴を生かした設計によって人々が集まる場所を目指しています。
5.
賃貸マンション「nido SHIN-OKACHIMACHI(ニド シンオカチマチ)」
- 【会社名】株式会社コスモスイニシア
- 【概要】変化に富んだ外部環境との調和を重視したデザインが評価され、賃貸マンションでありながらプライベート空間の確保が考慮されています。
6.
まちの企業寮「ZiNOBA(ジノバ)」
- 【会社名】大和リース株式会社、TDK株式会社
- 【概要】社員寮と地域住民の交流を促進し、共創を目指す取り組みが特徴で、自然エネルギーの活用や地域文化の保存に貢献しています。
7.
新築分譲マンションにおける防災コミュニティ「otonari(オトナリ)」
- 【会社名】株式会社コスモスイニシア、他
- 【概要】入居者同士と地域とのつながりを重視し、防災をテーマにしたコミュニティ支援パッケージを提供。
8.
ソーラーカーポート「DREAM Port(ドリーム ポート)」
- 【会社名】大和エネルギー株式会社、四国化成建材株式会社
- 【概要】環境にやさしいデザインが施されたソーラーカーポートで、建物の景観に調和しつつ、発電効率を高める機能が評価されています。
グッドデザイン賞について
グッドデザイン賞は1957年に設立され、日本で唯一の総合的なデザイン評価の制度です。デザインを通じて、文化や産業の向上を目指す運動で、多くの企業やデザイナーが参加しています。これまでに受賞した件数は5万5千件以上に上り、受賞シンボルである「Gマーク」は良好なデザインの象徴として広く認知されています。
まとめ
大和ハウスグループの受賞は同社のデザイン力を示すものであり、今後のプロジェクトにも期待が寄せられます。各プロジェクトの詳細を知ることで、地域住民とともに成長し続ける企業としての姿勢が感じられました。今後の取り組みでさらに多様性に富んだデザインが誕生することを願っています。