ほぼ日データ基盤構築
2026-02-10 10:28:00

ほぼ日のEC事業を支えるデータ分析基盤の構築を支援したメソドロジック

ほぼ日のEC事業を支えるデータ分析基盤の構築を支援したメソドロジック



株式会社メソドロジック(本社:東京都新宿区)が、コピーライターの糸井重里氏が立ち上げた『ほぼ日』のデータ分析基盤を構築する取り組みを行っています。このプロジェクトは、ほぼ日のEC事業の急成長を支えるために、データ分析の効率を最大化することを目的としており、特にSnowflake、Fivetran、dbtに加えて新たに『Airbyte』を活用するModern Data Stackを採用しました。

ほぼ日のデータ活用基盤導入の背景


ほぼ日は、エッセイやインタビューなど様々なコンテンツを発信するWebサイト『ほぼ日』の運営を行い、独自の商品とイベントも展開しています。特に『ほぼ日手帳』は人気商品で、オンラインストアを通じて販売が行われていますが、その急速な成長に伴い、販売や在庫情報の管理が困難になっているのが現状です。さまざまな販路からのデータ取得が厳しくなり、タイムリーな集計が難しい状況が続いていました。特にAmazon SP-APIや楽天のRMS WEB SERVICEを通じて、リアルタイム性が高く、整合性のあるデータ収集が求められています。

課題


オンプレミスの会計システムのバージョンアップとクラウド移行の必要性
急激な販路に対応するためのデータ分析基盤の選定と導入
* 増加するデータのマネジメントとガバナンスの整備

メソドロジックの取り組み


メソドロジックは、ほぼ日との連携を通じて、次のポイントに着目してデータ分析基盤の構築を推進しました。

1. データ収集基盤の構築


Fivetranを用いたデータ収集基盤の構築が進められ、特に販売データはAmazon SP-APIを活用して取り込まれています。さらに、Airbyte用のカスタムコネクタを開発し、FivetranにないRMS WEB SERVICEへの効率的な接続を実現しました。これにより、柔軟かつ低コストなデータ収集環境が整備され、障害時もバックアップ対応が可能です。

2. Snowflake・dbt Cloudによる分析基盤


売上、在庫、顧客データはSnowflakeとdbtを通じて統合され、経営や在庫分析がTableauを使用して日々可視化されています。このようにして集約したデータはデータウェアハウスに保存され、TableauやLooker Studioを使用して迅速な売上分析が行われています。

3. 売上・在庫の可視化


特に、売上や在庫状況を早期に把握するためのデータマートが構築され、各販路別や単品別、カテゴリー別に検索可能なダッシュボードを作成しています。

現状と今後の展望


メソドロジックが提供したModern Data Stackは、ECサイト運営において複数のプラットフォームやシステムからのデータ統合を容易にしています。実際に、顧客の行動や売上データをリアルタイムで収集することで、在庫の引き当てやプロモーションの最適化を迅速に行えるようになっています。

株式会社ほぼ日の取締役最高財務責任者鈴木基男氏は、この新しいデータ分析基盤の導入により、経営情報の可視化が進化し、今後は販売・物流関連コストの低減と商品の生産精度向上を目指すとしています。さらに、最近リリースされた『ほぼ日手帳アプリ』とのシナジーも視野に入れ、メソドロジックには今後も伴走支援を期待しています。

会社概要


メソドロジックは、データモデリングとアーキテクチャー設計を主な業務にしたITコンサルティング会社です。ビジネスの本質に目を向けたモデリングとシステムの最適化を通じて、エンタープライズシステムの構築と持続的な運用・改善を支援しています。


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会社情報

会社名
株式会社メソドロジック
住所
東京都新宿区西新宿2丁目4番1号 新宿NSビル27階
電話番号

トピックス(経済)

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