高校生が先生！？カインズで夏休み限定ワークショップ開催

高校生が教える新しい形のワークショップ

夏休みの特別なイベントが待ち望まれています。千葉県柏市に位置する麗澤中学・高等学校が、株式会社カインズおよび株式会社スクーミーと連携し、8月20日および26日に「自由研究ワークショップ」を開催します。このイベントでは、情報研究会に所属する高校生が小学生の生徒たちに向けてプログラミングを教え、実践的な体験を通じて学びを深めます。

ワークショップの詳細

このワークショップでは、「IoT教材であるスクーミーボード」を活用し、土壌分析について学ぶことができます。具体的には、土の水分量を測定するセンサーを使い、アクチュエーターと組み合わせることで土壌の性質を理解します。この体験を通じて、小学生たちは楽しみながら電子工作やプログラミングの基礎に触れることができ、夏休みの自由研究のテーマとしても最適です。

さらに、使用するキットは持ち帰り可能で、自宅でも引き続き学びを続けることができます。これにより、子どもたちは実験を通じて得た知識を深め、興味を広げることができます。

地域との連携

麗澤中学・高等学校は、2025年に発足したばかりの情報研究会を持つ新しい部活動です。「ICTをもっと身近に」というモットーのもと、地域の子どもたちを対象としたプログラミング教室の開催やボランティア活動を通じて地域との繋がりを大切にしています。今回のワークショップは、東京都北区の聖学院中学校・高等学校とも協力し、学校の枠を超えた新しい学びの場を創出しています。

参加方法と予約

この夏休み限定のワークショップに興味がある方は、事前にウェブサイトからの予約をお勧めします。予約は以下のリンクから可能です。

ここから予約

学校の背景

麗澤中学・高等学校は昭和10年に創立され、長い歴史を持つ学校です。法学博士、廣池千九郎が「道徳科学専攻塾」を開校し、現在のキャンパスに至ります。教育方針は、冷静かつ客観的に問題を解決する能力を持ったリーダーを育成することにあります。特に、2015年には中高一貫コースの「叡智コース」を設け、グローバルな視点を持った人材育成に力を入れています。

このように、麗澤中学・高等学校は地域との連携を大切にし、新しい形の教育を模索しています。今回のワークショップは、その一環として、多くの子どもたちに新しい学びの機会を提供する場となるでしょう。