久留米のベビー用品メーカー「赤ちゃんの城」がふるさと納税サイトと連携開始
福岡県久留米市に拠点を置くベビー用品メーカー「赤ちゃんの城」が、店舗型ふるさと納税サイト『ふるさとズ』と連携し、公式オンラインショップで利用できるオンラインクーポンの提供を開始しました。この連携により、同社の高品質なベビー用品をふるさと納税の返礼品として入手できるようになります。
半世紀にわたる国産へのこだわり
「赤ちゃんの城」は、新生児の寝具や衣料を専門に扱う老舗メーカーです。創業から約半世紀、素材の選定から縫製まで、全ての工程を国内で行うことにこだわり、高い安全性と品質のベビー用品を提供し続けています。
その安全性と品質の高さから、北海道から沖縄まで全国75の百貨店や専門店で販売され、高い評価を得ています。さらに、同社では出産準備アドバイザーによる商品に関する指導や研修も行なっており、消費者の信頼も厚い点が特徴です。
全国の産婦人科や大学病院の多くでも採用されており、医療現場からのフィードバックを活かした商品開発にも力を入れています。低出生体重児用のウェアや点滴用パジャマなど、医療現場のニーズに応える製品も開発しており、多くの赤ちゃんをサポートしています。
ふるさと納税で「赤ちゃんの城」の製品を入手
2024年10月に公式オンラインショップを開設した「赤ちゃんの城」は、この度『ふるさとズ』との連携を開始しました。『ふるさとズ』は、自治体と連携し、地元の事業者やブランドを支援するふるさと納税ポータルサイトです。
今回の連携では、『ふるさとズ』を通じて久留米市への寄付を行うと、「赤ちゃんの城」の公式オンラインショップで利用できるオンラインクーポンが発行されます。このクーポンを利用して、同社の様々な商品を購入することが可能です。
『ふるさとズ』の概要
『ふるさとズ』は、事業者(ブランドや店舗)を中心にサービスを展開する店舗型ふるさと納税サイトです。オンラインクーポン機能により、寄付者は公式ECサイトでも寄付受付が可能になります。
返礼品申込ページを店舗ごとに用意することで、比較検討の手間を省き、スムーズに商品を選べます。ブランドイメージを維持しながら、地域貢献にもつながる仕組みとなっています。
現在、革製品、家具、食品など、様々なこだわりの商品を取り扱う事業者が『ふるさとズ』に参入しています。クーポンはシステムから自動発行されるため、事業者や自治体の負担を軽減し、寄付者も寄付後すぐに利用できます。
『ふるさとズ』は、オンライン・オフラインを問わず、好きな店舗で寄付ができ、お店のファンが地域を応援できる仕組みを提供しています。寄付者、店舗、地域社会の三者が共に発展していく、新しいふるさと納税の形と言えるでしょう。
「赤ちゃんの城」と『ふるさとズ』の連携による効果
「赤ちゃんの城」と『ふるさとズ』の連携は、双方にとって大きなメリットをもたらします。「赤ちゃんの城」は、新たな顧客層の獲得とブランド認知度向上を期待できます。一方、『ふるさとズ』は、魅力的な返礼品を提供することで、更なる寄付者の増加が見込めます。
この連携は、久留米市の地域経済活性化にも貢献すると考えられます。消費者の選択肢が広がり、地域企業の活性化を促す好事例と言えるでしょう。
株式会社サンカクキカクについて
『ふるさとズ』を運営する株式会社サンカクキカクは、デザインと企画の力で地域活性化を目指すローカルベンチャー企業です。ユーザー視点の設計・デザインを重視し、地域企業や自治体と連携しながら、様々なプロジェクトを展開しています。
まとめ
「赤ちゃんの城」と『ふるさとズ』の連携は、高品質なベビー用品を求める消費者のニーズと、地域貢献を両立させる新しい試みです。この取り組みが、地域経済の活性化に繋がることが期待されます。