チームラボ「廃墟と遺跡:淋汗茶の湯 - ジーシー」
九州の自然豊かな御船山楽園で、チームラボが手掛ける新たな常設展「廃墟と遺跡:淋汗茶の湯 - ジーシー」が好評で開催されています。本展では、300万年の歴史を持つ自然と遺跡に囲まれた環境で、アート、サウナ、茶の新しい体験が提供され、訪れる人々に深いリラックスを促します。
本展は、サウナの利用後に楽しむことができる「月茶」を味わいながら、森の中に位置する廃墟アートの空間へ没入するというコンセプトです。サウナの後の一杯は、芯からのリラックスを感じさせる新たな試みとして注目を集めています。
会場の魅力と特別な体験
御船山楽園では、12月8日(日)まで紅葉まつりも開催中で、美しい紅葉が彩る中、ライトアップされた夜の景色は特に見ものです。また、御船山楽園ホテルのロビーでは、チームラボの作品「呼応するランプの森とスパイラル」を通して、秋の幻想的な世界観が広がっています。これはランプが人の動きに反応することで生まれる、音と光の対話を楽しむことができます。
本展では「らかんの湯」という日帰り入浴が可能なパッケージと、アート鑑賞のみのチケットも販売しており、サウナを利用しない方でも訪れることができます。これは多様な観客に向けた配慮で、アートを観る機会を広げています。
様々なアート作品
また、夏から秋に期間中、御船山楽園で開催される「かみさまがすまう森」では、訪れた方々によって描かれた花々が、廃墟の空間を華やかに飾る「グラフィティネイチャー」という作品が体験できます。この空間のアートは、参加者とともに生まれるものとして、ライブ感を楽しむ要素が強いです。
特別なサウナ体験
会場内にある「らかんの湯」は、サウナストーブにアロマ氷を用いる独自の体験ができる施設で、2023年12月には新たに「薬草スチームサウナ」とその付属の水風呂がオープンします。薬草は地元の方々が採取し、茶師によって調合されたものが使用されており、心身のリフレッシュに寄与します。このような工夫から、サウナのリラックス効果が高められています。
自然と歴史を感じる場所
御船山は、古代からの神木や歴史的な遺跡が点在する場所であり、サウナやアートと融合した体験を通じて、そこに息づく自然や歴史への理解が深まります。チームラボはこの展覧会を通じて、来場者がその魅力を体感できるよう、環境の変化と共にアート作品も進化していきます。
この機会に「チームラボ 廃墟と遺跡:淋汗茶の湯 - ジーシー」を訪れてみてはいかがでしょうか。リラックスしながら新たなアートと自然との共鳴を体験し、忙しい日々から離れ、心身ともにリフレッシュすることができる貴重な時間を過ごせることでしょう。