Mastercardは、2023年11月1日付で箕浦裕を日本地区会長として迎えました。箕浦氏はこの役職において、Mastercardのエグゼクティブ・リーダーシップ・チームと日本地区社長の内山憲と密接に連携し、日本における事業のさらなる拡大と強化を目指します。
アジア太平洋地域担当社長のアリ・サーカーが語ったように、箕浦氏は40年以上にわたる金融サービス業界での経験を持ち、日本の金融市場への深い理解を生かして、決済業界の変革を牽引することが期待されています。特にキャッシュレス決済に関するデジタルトランスフォーメーションを加速させるための重要な人材と言えるでしょう。
箕浦氏は、日本の大手金融機関で数々の上級管理職を歴任し、企業の成長やオペレーショナル・エクセレンスの推進に尽力してきました。彼の専門分野にはコーポレート・バンキング、リスク管理、そしてデジタルトランスフォーメーションが含まれており、戦略ビジョンの策定やステークホルダーとの関係構築においても高い能力を発揮しています。
就任に際して箕浦氏は、「Mastercardの一員として、日本のリーダーシップチームとともに働けることを光栄に思います。ペイメント業界での新たな成功を期待しています」と述べました。彼は日本市場におけるMastercardの成長に貢献し、特に革新的なソリューションを提供しながら顧客価値の向上を図る意欲を示しています。
また、日本地区社長の内山憲氏も箕浦氏の加盟に喜びを表し、「彼の豊富な経験と洞察力は、当社が日本市場でのイノベーションと成長を進める上で重要な要素です。箕浦氏と共に、パートナーシップを強化しながら戦略目標を達成していくことを楽しみにしています」と語りました。
これからのMastercardは、日本のデジタル経済を活力あるものにするため、デジタル決済の推進に力を入れ、政府のデジタルトランスフォーメーション推進計画も支援していくつもりです。箕浦氏のリーダーシップの下、金融機関やフィンテック企業、政府などの関係者との戦略的パートナーシップを構築し、デジタル経済の成長を促進するというMastercardの使命が期待されます。
Mastercardは、決済業界をリードするグローバルなテクノロジー企業として、デジタルエコノミーの発展に向けた取り組みを続けています。安全でシンプルな決済を提供することで、すべての人々に利益をもたらす包括的な経済の実現を目指しています。210を超える国や地域とのつながりを通じて、持続可能な世界を構築していくビジョンが、箕浦氏の役割によって一層強化されることでしょう。