Ship&coとヤマト運輸が国際宅急便のAPI連携を開始し出荷の効率化を実現

Ship&co、ヤマト運輸とAPI連携を実現

株式会社BERTRANDが提供するクラウド型送り状作成アプリ「Ship&co」が、ヤマト運輸が誇る「国際宅急便」とのAPI連携を開始しました。この連携により、ユーザーはShip&coのユーザーインターフェース上で、ヤマト運輸の国際宅急便による送り状や通関インボイスを直接発行し、一元的に管理できるようになります。

背景

ヤマト運輸の「国際宅急便」は、3辺合計160cm以内かつ重さ25kgまでの荷物を、200を超える国・地域へ約3～10日で配送するサービスを提供しています。国内外のECサイトやロジスティクス事業者から、多くの発送需要が高まる中で、Ship&coはこれまで国内の配送に加え、海外発送サービスへの対応強化が求められていました。

API連携によるメリット

新たに実現されたこのAPI連携により、いくつかの重要な耳目を集めるメリットがもたらされました。主な機能は以下の通りです：

1. 簡単な送り状発行
Ship&coアプリ及びAPIを通じて、国際宅急便の送り状を直感的に発行可能。

2. 通関インボイスの自動生成
HSコードや原産国など、必要情報を含む通関インボイスが自動的に作成されます。

3. 追跡番号の自動反映
ECプラットフォームへの追跡番号を自動的に更新し、出荷済み状態に反映します。

4. 業務プロセスの自動化
手作業によるミスを減らし、業務フローを効率化することで、業務効率も飛躍的に向上します。

CEOのコメント

Ship&coのCEOであるベルトラン・トマ氏は「ヤマト運輸との国際宅急便連携は、特に越境ECを展開するショップオーナーにとって画期的な機能です。国内配送にヤマト運輸を利用している企業は、同一アカウントで海外発送の手続きを簡単に行えるようになり、全国ネットワークを最大限に活用できるようになりました。」と語っています。

Ship&coの概要

Ship&coは、EC販売者や物流企業向けに、送り状発行を自動化するクラウド型アプリとAPIを展開しています。FedExやDHL、UPS、日本郵便、ヤマト運輸など主要な運送会社と連携しており、Shopify、AmazonなどのECプラットフォームともAPI接続可能です。現在、3,000以上の企業や個人がShip&coを利用しており、発行される送り状のうち約55%が国内配送、45%が海外発送となっています。

結語

Ship&coは、今後も国内外を問わず、より便利で迅速、安全な送り状発行環境を提供し、物流業務のデジタル化に貢献していくことを目指します。さらなる物流のDX（デジタルトランスフォーメーション）実現に向けて、積極的に取り組んでいく所存です。

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