物流の新たな幕開けを告げる『チームフレッシュロジ中部』
2026年6月1日、新たに設立された『チームフレッシュロジ中部株式会社』(以下TFL中部)は、中部圏の青果卸売業者12社による共同出資で構成されています。企業の設立目的は、新しい「青果物の共同物流インフラ」を確立し、地域の食文化を次世代に繋ぐことです。最近、設立式が行われ、多くの関係者が参列し、今後の活動への期待が寄せられました。
中部圏の食卓を支える新しい物流の形
TFL中部は、名古屋を拠点にする青果卸売会社が手を組むことで、地域に根ざした持続可能な物流の実現を目指しています。代表取締役の𠮷田真太郎氏は、設立の背景について「我々の青果業界は、様々な課題に直面しています。それに対抗するには、共同の力が不可欠です」と述べています。こうした姿勢から、12社は一つのチームとして結束し、地域の食卓に安全で新鮮な青果物を届けることを目指しています。
展開する3つの基幹機能
TFL中部の設立にあたり、以下の3つの基幹機能が強調されています。
1.
共同輸配送の実現
名古屋西流通センターを拠点にすることで、これまでバラバラに配達されていた荷物を集約し、積載効率を最大化することを目指します。これにより、環境負荷を軽減し、効率的な物流の実現が期待されています。
2.
最適化された共同荷受・システム化
流通センターでの共同受け取りや検品、仕分けにより、物流プロセスを効率化します。また、トラックドライバーの待機時間を減少させ、円滑な荷物の入出庫を実現するためのシステム導入も検討中です。
3.
コールドチェーン機能で鮮度保持
名古屋西流通センターでは、定温・冷蔵施設を整備し、青果物の鮮度を維持するコールドチェーンの強化を図ります。この取り組みによって市場での評価と販売競争力を高めることが目指されています。
未来への展望
TFL中部は、2030年度までに50,750トンの集荷を目指し、共同輸配送や中継輸送を推進していく計画です。これにより、トラックの積載効率向上や環境負荷の縮小といった成果を重ね、中部圏から全国への取り組みを広げていくことを視指しています。
代表者の𠮷田氏は、「この新しい物流プラットフォームを通じて、次世代のためにも持続可能な青果物の運搬を維持していく事が我々の使命です」と語っています。
困難な時代に立ち向かう
現在、青果業界は多くの challenges(課題)に直面しています。例えば、生産量の減少やコスト負担、そして2024年問題に代表される物流業界のドライバー不足などです。TFL中部は、これらの問題を克服するために設立されました。12社が共に手を携えることで、青果物の安定供給を実現し、持続可能な地域社会の形成に貢献していくことが求められています。
共同物流という新たな挑戦は、これまでの常識を打破することを意味しますが、交流を通じて、次の世代に希望を繋ぐ活動が始まっています。新たな物流インフラが、地域と人々の未来を明るく照らすことを期待します。
概要
このように、「チームフレッシュロジ中部」が取り組む方向性や展望は、青果物業界の持続可能な未来を築くための一歩です。今後の動向に注目が集まる中部圏の青果物流に期待が高まっていることでしょう。