親子で学ぶSDGs
2023-07-19 12:30:31

親子で学べるSDGsノンバーバルアニメ「リッタ」の魅力とは

親子で学べるSDGsノンバーバルアニメ「リッタ」の魅力とは



岡山県岡山市に本社を構えるアッパービレッジ有限会社は、2030年までの国際目標である持続可能な開発目標(SDGs)に基づき、親子で共に学べるノンバーバルアニメ「Ritta(リッタ)」を制作しました。このアニメは、子どもたちの視野を広げ、想像力を育むことをテーマに掲げています。

リッタの特徴は、主に子ども向けに制作されたコンテンツであり、親が子どもにSDGsの重要性を教える手助けをする役割も果たします。ノンバーバル形式を採用することで、言葉が理解できない乳幼児にも楽しんでもらえるよう工夫されています。各エピソードは約2分と短いため、子どもたちが飽きることなく視聴できるのも嬉しいポイントです。

リッタの日常では、様々なテーマが盛り込まれており、特に「気候変動に具体的な対策を」という内容が印象的です。リッタのエアコンが壊れ、家族が協力して直す様子を通じて、子どもたちは環境問題への理解を深めることができます。

SDGsと「利他」の精神



「リッタ」の名前の由来は、SDGsと共に「利他」という言葉が持つ重要な意味に由来しています。アッパービレッジに所属する7人の女性社員の手によって、様々な視点から描かれるリッタの物語は、子どもたちに共感性や愛他心を育む手助けとなるでしょう。

アッパービレッジは、創業20周年を迎えるにあたり、このプロジェクトを社会貢献活動の一環としてスタートしました。アニメを通じて、子どもたちが興味を持ちやすいようなキャラクターのデザインやストーリー展開がなされており、親も子も一緒に楽しむことができます。

アニメ公開のプラットフォームと今後の展開



リッタの日常は、YouTubeや公式サイト、Instagramなど複数のプラットフォームで配信されています。今後は、さらに多くのコンテンツが展開される予定で、リッタの活動はまだまだ続きます。企業や団体からの問い合わせも受け付けており、SDGsに関連した取り組みを広めるための協力を募っています。

アッパービレッジの理念は「街を笑顔に」というもので、多様性を尊重しながら、柔軟な働き方を実現する企業文化を育んでいます。リッタを通じて、地域社会に貢献し、持続可能な未来を見据えた教育活動を展開しています。

教育の重要性



和歌山信愛大学の教育学部教授である大橋功氏は、リッタが持つ教育的意義について言及しています。「幼児は他者の役に立つことを喜ぶ心を育むことが重要です。リッタはそれを実現するための素晴らしいツールです。」と述べています。また、ユニバーサルデザインに配慮したアニメーション制作を行うことで、多様な視聴者に楽しんでいただける形に仕上がっているのも大きな魅力です。

今後、リッタがどのようにSDGsの理解を深め、子どもたち一人ひとりに共感性や愛他心を育む存在となるか、ぜひ注目していきたいです。

会社情報

会社名
アッパービレッジ有限会社
住所
岡山県岡山市北区幸町7番8号(513)
電話番号

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。