セントジェームス、日本での展開が始まる
株式会社BAYCREW’Sは、2025年4月24日、子会社として「株式会社セント ジェームス ジャポン」を新設します。この新会社を通じて、フランスの著名なライフスタイルブランド「Saint James」の日本における展開を開始します。成長を続ける日本市場において、フランスのスピリットを反映した独自の商品展開を行うとのことです。
「Saint James」の歴史と魅力
「Saint James」は1850年にフランスのノルマンディー地方で設立され、当初は漁師や船乗りのための高品質なウールセーターを製造していました。セントジェームス市の近く、厳しい気候に耐えられる服作りに特化しており、多くの人々に愛されてきたブランドです。135年以上の歴史を誇るこのブランドは、特にそのボーダーシャツによって有名であり、フランス海軍の公式制服としても採用された過去があります。
また、2025年には大阪で開催される関西万博のフランス館の制服としても活用される予定です。このように、核となるボーダーアイテムの魅力は、ただのファッションを超え、文化的な価値をも内包しているのです。
日本市場に向けた新しい展開
新たに設立された「Saint James Japon」では、メンズ、レディース、キッズ向けのトータルファッションを展開予定です。これまでのロングセラーアイテムに加え、日本独自のマーケットに合わせたMD(マーチャンダイジング)を行い、多様なニーズに応えるアイテムを提供します。
さらに、既存の店舗は2025年7月1日から全て譲渡された後、引き続き運営が行われます。また、卸売販売にも力を入れ、さまざまな取引先との連携を強化しながらブランドの認知度の向上を目指します。
会社概要
「Saint James Japon」の設立に伴い、代表取締役社長には杉村 茂氏が就任します。会社所在地は東京都渋谷区にあり、レディース、メンズ、キッズファッションの企画・製造・販売のほか、直営店やインターネット通販サイトの運営を行います。グループには株式会社ベイクルーズをはじめ、さまざまな企業が参加しており、ますます多彩な商品提供が期待されます。
まとめ
「Saint James」の日本上陸は、フランスの伝統的なライフスタイルを身近に感じられる貴重な機会となるでしょう。今後の展開に、ファッション愛好者たちの期待が高まっています。BAYCREW’Sの新たな挑戦に注目です。