江戸の水道展
2024-10-04 17:29:14

江戸時代の水道を知る特別展「江戸の水道玉川上水」開催

新宿歴史博物館の特別展「江戸の水道玉川上水」



新宿歴史博物館では、令和6年度の特別展として「江戸の水道玉川上水」が10月5日から12月1日まで開催されます。この展示では、370年以上前に江戸の水供給を担った玉川上水の歴史とその重要性を深く探求します。

玉川上水の歴史とは?


玉川上水は、1654年に江戸市内へ水を送るために建設された上水道です。多摩川の羽村取水堰から水を引き、地上を43キロメートルにわたり流れた後、江戸市中には地下に設置した石や木製の水道管を通して配水されました。このシステムは、江戸の人々の生活を支える重要な役割を果たしていました。新宿区内にも、上水の質や量を管理する水番所やその他関連施設が多く存在していました。

展示では、古文書や絵図、発掘調査の成果を通じて、江戸時代の人々の水道利用の様子を紹介。特に重要な展示物として、歌川広重の作品「名所江戸百景玉川堤の花」や、歴史的な文書を基にした上水配水図が披露されます。

アクセスと開催概要


この特別展は、新宿区立新宿歴史博物館の地下1階企画展示室で行われます。アクセスも便利で、JR・東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ツ谷駅」から徒歩10分、または東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」、都営地下鉄新宿線「曙橋駅」からはそれぞれ徒歩8分です。

【開催期間】 令和6年10月5日(土)~12月1日(日)
【開館時間】 9:30~17:30(入館は17:00まで)
【入館料】 一般300円(常設展とのセット券は500円)、中学生以下は無料
【休館日】 10月15日・28日、11月11日・25日

また、展示期間中には、担当学芸員によるギャラリートークも行われ、展示内容を詳しく解説してくれます。ギャラリートークは10月5日、19日、11月2日、16日、30日土曜日に実施されます(予約不要)。

関連イベント:スタンプラリー


さらに、江戸の水道に関するスタンプラリーも開催。参加者は、新宿歴史博物館を含む3つの館を訪れ、スタンプを集めることができます。全てのスタンプを集めた方には、先着1,500名に記念品が贈られます。スタンプは特別展の会期外でも押せるため、気軽に参加できます。

この特別展は、江戸時代の水道の仕組みや水に対する意識を知る貴重な機会です。興味のある方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。詳しい情報は新宿歴史博物館の公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
公益財団法人新宿未来創造財団
住所
東京都新宿区大久保3丁目1番2号新宿区立新宿コズミックスポーツセンター内
電話番号
03-3232-7701

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