株式会社カミナシ、新機能追加で品質管理を革新
株式会社カミナシ(本社:東京都千代田区)は、現場帳票システム『カミナシ レポート』において「製品マスタ機能」と「回答検索機能」を新たに追加する大型アップデートを実施しました。これにより、品質管理の効率化が進み、より迅速なトレーサビリティを実現します。
現代の製造業が抱える課題
近年、日本の製造業においては消費者ニーズの多様化が進み、多品種少量生産が主流となっています。しかし、このような製造体制には管理業務の複雑化というデメリットも伴います。具体的には次のような問題が顕在化しています。
- - 製品ごとの違い: 各製品が持つ異なる規格や基準値により、帳票の管理や記録作業が煩雑となり、多くの時間と労力を要します。
- - トレーサビリティの課題: 出荷後に製品トラブルが発生した場合、過去の膨大なデータの中から特定の情報を探し出す作業が必要となり、数時間を要することもあります。
このような課題を解決するために、カミナシは新機能を開発しました。
新機能の詳細
1. 製品マスタ機能
この機能では、製品に関する情報(製品名、規格値、点検項目など)をマスタデータとして登録し、帳票と連携させることができます。従来の方式では、製品ごとに異なる帳票のひな形を作成しなければならず、非常に手間がかかっていました。しかし、製品マスタ機能を利用することで、管理者は共通の帳票を一度作成するだけで済みます。記録者は『カミナシ レポート』上で該当する製品を選ぶだけで、その製品に関連した規格値が反映された帳票で簡単に記録できます。
この機能により、多品種製造の現場でも柔軟な品質管理が実現され、業務効率が向上します。
2. 回答検索機能
この機能は、過去の帳票データから特定の情報を効率的に検索できるようサポートします。例えば、ロット番号や製造日といった複数の条件で情報を絞り込むことが可能になりました。これにより、従来よりも迅速に必要な情報を見つけ出すことができ、製品トラブルが発生した場合や監査対応を行う際のトレーサビリティが向上します。設定できる検索項目としては「製品名」や「賞味期限」など、多岐にわたります。
今後の展望
カミナシはこれからも顧客のニーズに応じた機能を拡充し、製造業における品質管理体制の強化を支援していく考えです。今回の機能アップデートをきっかけに、現場で蓄積されたデータを経営判断に効果的に活用する未来を目指しています。
まとめ
『カミナシ レポート』は、現場業務の効率化と品質向上を実現する電子帳票システムです。2020年6月の提供開始以来、製造業だけでなく多様な業種で実績を上げ、17,000以上の現場のDXが進んでいます。今後の機能拡張に期待が高まります。
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