新しい化粧品研究が集結した「Cosmetic Science」4月号
株式会社ソフィアリンクスが発行する化粧品研究専門誌「Cosmetic Science」の4月号が、4月15日にリリースされました。本号では、最近の化粧品研究の成果やトレンドに焦点を当てた特集が組まれています。
特集テーマ「美白・シミ予防研究の最新トレンド」
特集として取り上げられているのは、「美白・シミ予防研究の最新トレンド」です。この分野では、さまざまな学術的な研究成果や技術革新が進展しています。本号には以下のような論文が収められています。
論文紹介
岡山理科大学の安藤秀哉先生が執筆。市場のニーズに応える薬用美白化粧品の評価とその将来について論じています。
資生堂の井上大悟氏とチームによるメラニンの過剰蓄積が引き起こす老化のメカニズムとその薬剤ソリューションについての研究。
CHANEL R&Iの原田康子氏が、トラネキサム酸セチル塩酸塩の開発経緯とその実用例を紹介。
ポーラの森岡紀子氏が、デクスパンテノールWの有効性と安全性について詳解。
さらに表皮細胞の紫外線防御システムを活用した研究や、シミへのトータルアプローチに関する研究も紹介されており、今後の化粧品開発に向けた示唆に富んだ内容となっています。
産学連携の重要性
本号では、産学連携の重要性を示すレポートも特集されています。ポーラ化成工業と獨協医科大学の協力によるプロジェクトでは、化合物の皮膚内分布を可視化し、安全で有効な化粧品開発に挑戦している取り組みが紹介されています。
BEAUTY SCIENCE EYE
さらに、一般社団法人化粧品成分検定協会から提供されたコラム「BEAUTY SCIENCE EYE」では、コスメの新たな技術を独自の視点で解析しています。化粧品業界における新しいトレンドや技術革新についての洞察が紹介されています。
グローバルな視点
「GLOBAL BEAUTY INSIGHT」では、世界の美容とコスメのトレンドについて分析がなされています。Mintel Japanの河端香織氏の執筆によるこの企画は、国際的な視点から日本の化粧品産業に新たなインスピレーションを与えます。
次号に期待
次号では「動物実験代替法の今後」を特集テーマに、読者の関心を引く内容が準備されています。ぜひご期待ください。
購入方法
本誌「Cosmetic Science」は、公式ウェブサイト(https://cosmetic-science.net/)からお申し込みいただけます。化粧品業界に携わる皆様にとって、貴重な情報源となること間違いありません。
会社情報
株式会社ソフィアリンクスは、東京都港区に位置し、化粧品業界に特化したコンサルティングおよびブランディング事業を展開しています。最新の研究やトレンドを通して、業界全体の発展に寄与しています。ぜひ、今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします。