スマートバス停導入で進化
2024-06-25 14:21:13

六本木ヒルズなど都内3ヶ所に「スマートバス停」導入!バス停のDX化で運行情報提供が進化

東京都港区で運行しているコミュニティバス「ちぃばす」のバス停に、最新技術を活用した「スマートバス停」が登場しました。

株式会社YE DIGITALが提供する「スマートバス停」は、NECネクサソリューションズが開発した「多目的情報配信サービス」と連携し、六本木ヒルズ、田町駅東口、日本赤十字社医療センターのエントランスの3ヶ所に設置されました。2024年5月から運用を開始し、バス利用者への情報提供の進化を図っています。

フジエクスプレスは、従来の紙媒体による時刻表や運行情報提供の課題を克服するため、バス停のDX化を検討していました。スマートバス停の導入により、「ちぃばす」のリアルタイムな接近情報、混雑情報、遅延・運休情報などを利用者に迅速にお知らせすることが可能になりました。

スマートバス停では、デジタルサイネージや電子ペーパーなどを活用し、従来の紙媒体で掲示していた時刻表や路線図、お知らせなどをクラウドから一括配信します。IoTや省電力技術などを駆使することで、バス利用者とバス事業者双方にとって便利で使いやすい次世代のバス停を実現しました。

六本木ヒルズなど、都心の主要な場所に設置されたスマートバス停は、バス利用者の利便性を向上させるだけでなく、地域の活性化にも貢献すると期待されています。
六本木ヒルズなど都心の主要な場所に「スマートバス停」が登場したことは、バス利用者にとって大きなメリットになるでしょう。リアルタイムな運行情報や遅延情報などが提供されることで、待ち時間の短縮やスムーズな移動が可能になります。

特に、都心部では交通機関の混雑が深刻化しており、バスの利用者が増加しています。スマートバス停の導入は、バス利用者の利便性を向上させるだけでなく、公共交通機関の利用促進にも繋がる可能性があります。

スマートバス停は、バス停のDX化の一例であり、今後も様々な技術革新が期待されます。例えば、AIを活用した運行情報提供や、バス停周辺の商業施設との連携なども考えられます。将来的には、バス停が単なる乗り降りの場ではなく、地域の情報発信拠点やコミュニティスペースとしての役割も担うようになるかもしれません。

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