革職人と作業療法士の挑戦
2024-10-18 00:01:51

革職人と作業療法士が共作した「HURELバッグ」登場

革職人と作業療法士が作る、特別なバッグ「HUREL」



千葉県野田市に本拠を構える株式会社ナカニシが、革職人と作業療法士の共同プロジェクトとして「HURELバッグ」のクラウドファンディングに挑戦しています。1850年の歴史を持つナカニシは、デザインから縫製まで一貫して行う姿勢で独自のレザーアイテムを展開していますが、今回はさらに一歩進んで、障害を持つ方々の生産活動を支援する取り組みを行っています。

HURELバッグの魅力



HURELバッグは、その名の通り“ふれる”ことをテーマに設計されたアイテムです。特筆すべきは、使用されている革【スーパーラムスキン】。生後6ヶ月以内の子羊から取られるこの高級革は、肌触りが非常に柔らかく、持つ人に特別な感覚を提供します。まるで赤ちゃんのような肌触りというこの革は、その取り扱いの難しさから優れた技術を要求されます。

バッグの重さも大きなポイント。一般的な牛革のバッグが450gなのに対し、ラムスキンを使用したHURELバッグはわずか250g。さらに、内側には紐がついており、バッグの形状を変えることもできるという考え抜かれたデザインも魅力です。普段使いに必要なもの(携帯、鍵、財布など)をしっかりと収納できる容量を備えています。

職人と作業療法士が共に作る意味



社会福祉法人「こころらいず」は、障がい者の皆さんが「働く力」「生活する力」を高めるための就労支援を行っています。ここでの経験豊富な作業療法士たちは、医療や社会福祉の視点から、利用者が楽しみながら生産に携わることができる環境を提供しています。この取り組みの中で、HURELバッグのデザインと生産工程にも、利用者の力が大きく貢献することとなりました。

このコラボレーションにより、使用される革の端切れを利用して新しい自社製品を開発。作業に参加することで得られるスキルは、利用者たちの自己肯定感を高め、工賃の向上にもつながっています。革の香り、触感を楽しむことができるこのプロジェクトは、多くの人々に笑顔をもたらすと同時に、障がい者の社会参加を促進する重要な機会となっています。

今後の展開



HURELバッグの販売は、2024年10月17日から11月30日までの期間限定で行われる「ちばぎん商店」にて状況。クラウドファンディングが成功すれば、この理念が実現し、障がい者の方々にさらなるチャンスが与えられることでしょう。

この特別なバッグを手にすることで、あなたもこの素晴らしいプロジェクトの一端を担うことができます。ぜひ、HURELバッグの魅力を体験し、彼らの努力を応援してみてください。あなたの手元に届く、そのバッグには、温かな想いが詰まっています。


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会社情報

会社名
株式会社ナカニシ
住所
千葉県野田市山崎1580-8
電話番号
04-7122-0722

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