テキサス・インスツルメンツのDLP5532PROJHBQ1EVM評価モジュール登場
マウザー・エレクトロニクスが、テキサス・インスツルメンツの新しい評価モジュール、DLP5532PROJHBQ1EVMの取り扱いを開始しました。これは、次世代の車載プロジェクタを開発するための重要なツールです。この評価モジュールは、広告向けの高輝度な透明ウィンドウディスプレイや、車両間および歩行者との通信機能を備えており、市場に素早く投入できることをサポートします。
製品の特徴
DLP5532PROJHBQ1EVMは、光学系、LED光源、投射距離の調整機能を備えた包括的なソリューションとなっています。また、1152 × 576の解像度を持つ55インチのデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)が含まれており、これによりヘッドアップ・ディスプレイ(HUD)やその他の応用が可能になります。最大700ルーメンの照明出力により、明るい環境でも鮮明な表示が得られます。さらに、LuminousのPTM-50-X RGB LEDが搭載されており、NTSC色域の125%をカバーしますので、動的な広告表示にも最適です。
DLP5532PROJHBQ1EVMは、HDMIインターフェイスや他のビデオ入力を通じて映像信号を受信可能です。これは、開発者が設計を確認したり、改善したりするための概念実証(POC)デモにも対応しています。
組み込まれたチップセット
本製品には、DLP5532-Q1チップセットを制御するための電子サブシステムが含まれています。具体的には、DLP5532-Q1自動車用DMDマイクロ・ミラーアレイ、DLPC230-Q1デジタル・ライト・プロセッシング(DLP)自動車用DMDコントローラー、TPS99000-Q1システム管理および照明コントローラーから構成されています。それにより、開発者はよりスムーズにプロジェクトを進めることができるでしょう。
マウザーの役割
マウザー・エレクトロニクスは、この分野のリーディングディストリビュータとしての立場を占め、最新の半導体や電子部品を取り扱っています。提携するメーカーからのトレーサビリティのある純正品を迅速に提供し、エンジニアたちの設計開発を支援しています。また、テクニカルリソースセンターや製品データシート、技術設計情報など、豊富な情報をウェブサイトに取り揃えています。これにより、より迅速な設計開発を実現します。
さらに、マウザーはエンジニア向けに最新の製品や技術に関する情報を無料のeニュースレターを通じて発信しています。この情報はカスタマイズ可能で、各プロジェクトに適した内容を提供することでエンジニアたちのニーズに応えています。
企業の背景
マウザー・エレクトロニクスは、半導体と電子部品に特化した正規代理店であり、世界中の電子設計技術者とバイヤーに対して、1,200以上の電子部品ブランドから500万点以上の製品を提供しています。新製品の迅速な販売を可能にするため、全球的なサポート体制を整えており、熟練したカスタマーサービスによって、現地の言語や通貨に応じた支援を行っています。最新鋭の物流センターを有し、223カ国に製品を発送しています。
テキサス・インスツルメンツも、産業や通信機器、パーソナルエレクトロニクスなど各分野において、アナログICや組込みプロセッサの開発を行っており、小型化や高効率を実現するテクノロジに力を入れています。
DLP5532PROJHBQ1EVM評価モジュールに関する詳細情報は、マウザーのウェブサイトをご覧ください。
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