深まる川の魅力と森づくりを考える「源流遊行トーク2023」開催

2023年11月7日から10日の4夜連続で、オンラインで行われる「源流遊行トーク2023」。このイベントでは、森の再生、川との共生、自然環境の重要性についての専門的な対話が行われます。様々な分野の専門家12名が集い、地域の特性を生かした活動の意義を共に考えます。

イベントの背景

岐阜県郡上市では、自然の保護と再生を目指した「環境土木」プロジェクトが進行中です。長良川カンパニーとセリアコーポレーションの共同研究では、水源涵養林の森づくりに取り組み、自然に優しい持続可能な環境を創出することが目指されています。郡上の広大な山林の中で行われるこの活動は、川とのつながりを再考するきっかけになっています。

昨年実施したワークショップでは、地域住民が参加し、自然環境の保護と生態系の再生に向けた意識改革を促進しました。参加者は皆伐跡地をフィールドにして、雨水の浸透を図るための手入れや橋の設置を行い、持続可能な森作りの未来を実感しました。

トークイベントの内容

「源流遊行トーク2023」では、各夜ごとに異なるテーマのもと、登壇者による対話が繰り広げられます。1日目は「日常と森の距離」をテーマに、私たちの生活と森の関わりについて考察します。2日目は「1年のリズムと祭り」、3日目は「源流というコモンズ」、4日目は「時間とお金と風土と遊び」のそれぞれの視点から、田舎モデルと都市モデルの違い、環境保護におけるコミュニティの役割について語り合う予定です。

登壇者には地域創生医の桐村里紗、森の案内人の三浦豊、そして多様なバックグラウンドを持つ専門家たちが集まります。彼らの視点を通じて、川と森の関係の重要性や再生可能な未来についての洞察を得る機会となるでしょう。

参加方法と申し込み

参加者はオンラインでの視聴が可能で、事前の申し込みが必要です。特設サイトからアクセスすれば、各夜のプログラムに申し込むことができます。

自然環境を受け入れ、共生することが我々の未来のためにどのように作用するのか、共に探求していく時間になることでしょう。川と森から得られる教訓や知見は、日常生活に生かすための重要な鍵となるに違いありません。

初めて参加される方は特に歓迎します。この特別なイベントに参加し、地域の環境について新たな視点を持ち帰りましょう。ユーザー同士の交流の場としても魅力的なトークイベントです。