自律型チーム構築の新たなカギ
米国海軍の最新のマネジメント技術が、今ビジネスの現場で注目を集めています。本書『米国海軍大学元教官が教える自律型チームのつくり方』は、その具体的なノウハウが示されています。著者の浅野潔氏は、34年間にわたる海上自衛隊でのキャリアを持ち、米国海軍大学で教鞭を執る経験を持つ専門家です。
未来のチームの形とは
指示待ちの部下がいないチーム、それが目指すべき理想像です。従来のマネジメント術では、「主任命型」で進んでいましたが、変化の激しい現代においては、それに依存することはできません。新しいマネジメントでは、上司は部下に目標を示すことで自立を促し、実際の実行方法は各メンバーに任せるスタイルが主軸となっています。これにより、メンバー各自が自らの判断で動く自律型チームが形成されるのです。
軍事組織からの学び
軍事組織マネジメントが示す「ミッション・コマンド」は、上意下達の古いマネジメントスタイルを超えた考え方を促進します。この方法論は、変化する戦場の環境に対応するための知恵が詰まっています。具体的には、部下が自ら進んで行動し、目標に向かって協力し合う環境を構築することに重点が置かれています。
本書が提示する4つのキーワード
本書には、自律型チームを育成するための4つの重要なキーワードがあります。それは:
1.
ミッション・コマンド
2.
GUIDES(ガイズ)モデル
3.
意思決定力
4.
作戦発想力
これらの手法を駆使すれば、従来の「指示待ち」タイプの部下を育てることができ、チーム全体が自律的に動ける環境を整えることが可能になります。
本書の構成
本書は、非常にわかりやすく構成されています。初めに、現代のチーム運営についての背景が説明され、次にチーム内でのメンバーの役割やリーダーシップについて詳しく解説されます。さらに、実際のマネジメントのプロセスや、どのようにして自律的なチームを育成していくのかを具体的に示しています。
著者・浅野潔氏のプロフィール
著者の浅野潔氏は、防衛大学校を卒業後、海上自衛隊に入隊。34年間の勤務で、様々な現場でのリーダーシップを発揮してきました。海自では実戦任務と災害派遣に従事し、その経験を活かし、多くの部下を指導しました。アメリカ海軍大学では、専門的な軍事意思決定の手法を学び、教育者としても著名です。現在は、民間企業の組織改革に貢献しています。
書籍概要と販売情報
『米国海軍大学元教官が教える自律型チームのつくり方』は246ページで、価格は税込み1,815円。フォレスト出版から2026年4月9日より順次発売されます。自律型チームを目指す方には必携の一冊と言えるでしょう。
【書籍詳細】
フォレスト出版
Amazon