大阪での給油時の燃料入れ間違いにご注意を!
一般社団法人日本自動車連盟(JAF)大阪支部が注意を促しているのは、「燃料の入れ間違い」という多くのドライバーにとって意外なトラブルです。2024年から2025年にかけて、大阪府内では「燃料切れ」による救援件数が2871件に達しました。そしてこの「燃料切れ」は、JAFのロードサービス依頼の中でも上位を占めている問題です。
燃料入れ間違いのリスク
特に注意が必要なのは、燃料の種類を誤って選んでしまうこと。たとえば、レギュラー・ハイオク車両に軽油を入れてしまった場合や、軽油車にガソリンを入れた場合、エンジンを始動させてはいけません。すぐに運転せず、整備工場での燃料抜き替えを依頼することが重要です。
一方、ハイオク車両にレギュラーガソリンを入れた場合は、基本的に問題が少ないものの、急加速や高負荷な運転は避けるようにしましょう。普通のレギュラー車両にハイオクガソリンを入れた際も、通常は問題ありませんが、入れ間違いには注意が必要です。
注意が必要な給油時のシチュエーション
特に帰省先やレジャー先での給油は、普段とは異なるセルフスタンドを利用することが増えます。ノズルの色や、車種に合わせた燃料の確認を行い、慎重に給油作業を進めましょう。もし燃料を入れ間違えてしまった場合には、ガソリンスタンドのスタッフに即座に声をかけるか、JAFのロードサービスに救援を依頼しましょう。
燃料の入れ間違い対策
給油時の注意点として、まずは燃料ポンプに表示されている情報を確認することが大切です。特に薬だしのために、給油ノズルが持つ色にも意識を向けましょう。例えば、通常のレギュラーガソリンは緑色のノズル、ハイオクは黒色、軽油はオレンジ色のノズルであることが多いです。これらの色を把握しておくことで、入れ間違いを防止できます。
また、レンタカーを利用する際には、事前に車両の燃料種別を確認するのが良いでしょう。今後のドライブ活動を円滑に進めるため、事前にリサーチすることが重要です。
おわりに
燃料入れ間違いは一見簡単なミスに思えますが、放置すると多大なトラブルに繋がります。JAF大阪は、ドライバー各位に対し、注意を呼びかけ続けます。安全運転と適切な給油を心掛けて、自動車ライフを楽しんでください。