小樽に新たな魅力、ルタオ運河プラザ店オープン
2024年10月10日、小樽市に新たにオープンした「ルタオ運河プラザ店」の開店式典が盛大に開催されました。歴史的な建物を生かした店舗は、地域に根ざした新たな拠点として期待されています。
開店式典の概要
式典は、地元の関係者や観光協会の代表者が出席する中、北海道小樽市にある「旧小樽倉庫」の南側に位置する新店舗にて行われました。出席者には、小樽市長の迫俊哉氏や一般社団法人小樽観光協会 会長の西條文雪氏が名を連ねました。式典では、テープカットセレモニーや施設の概要説明が行われ、参加者たちは新たな店舗の誕生を祝う機会となりました。
代表取締役社長の上村成門氏のコメント
株式会社ケイシイシイの代表取締役社長、上村成門氏は、26年前に小樽洋菓子舗ルタオの一号店がオープンしたことを振り返り、「小樽との素晴らしいご縁に感謝し、地域の皆様に愛される場所を築くことを誇りに思っている」と述べました。経営理念として掲げる「喜びを創り喜びを提供する」という思いをもって、従業員一丸となって小樽を盛り上げることに尽力していく意向を示しました。
ルタオ運河プラザ店の新しい挑戦
新店舗「ルタオ運河プラザ店」では、レトロな雰囲気を堪能できる創りを重視し、訪れる人々に新たな体験を提供します。特に注目すべきは、バースペースを設けた点です。こちらのスペースでは、夜の観光を楽しむ方々に向けて、午後10時まで営業し、小樽の夜の魅力を引き出す新しい試みが始まります。
また、テイクアウトスペースや、地元の人々や観光客が気軽に利用できるフリースペースも設けられ、ルタオの人気商品「ドゥーブルフロマージュ」をイメージした椅子が設置されています。これにより、来店者は心地よいひとときを過ごすことができ、小樽の公共空間として地域に貢献することが期待されています。
今後の展望
新店舗は、1~3番庫で構成されており、10月11日(金)には1~2番庫がオープンしました。来年春には、3番庫にカフェ・レストランスペースが新たにオープン予定です。これにより、さらなる集客を図り、小樽の観光振興に寄与することを目指しています。
『小樽洋菓子舗ルタオ』の魅力
小樽洋菓子舗ルタオは1998年にメルヘン交差点にオープンし、以来地域の皆様に愛され続けています。ブランド名はフランス語の「親愛なる小樽の塔」を意味し、地元への愛情を込めたものです。 北海道の素材を生かし、スイーツを通して地域の特性を知ってもらうという使命を掲げているルタオは、今後も新たな挑戦を続け、小樽の文化を発信し続けることでしょう。
店舗情報
住所: 047-0031 北海道小樽市色内2丁目1番20号
アクセス: JR小樽駅から徒歩11分
営業時間:
一番庫:テイクアウト10:00~22:00(ラストオーダー 21:00)
バースペース13:00~22:00(ラストオーダー21:00)
二番庫10:00‐18:00
三番庫:来年春オープン予定
定休日: なし
新たにオープンした「ルタオ運河プラザ店」は、地域とのつながりを大切にし、観光客と地元の人々に愛されるお店となることが期待されます。