スリックの新型三脚「プロ 700 DX-IV」と「プロ 500 DX-IV」
スリック社の新製品「プロ 700 DX-IV」と「プロ 500 DX-IV」が2025年4月11日に市場に登場します。両機種は、株式会社ケンコー・トキナーがスリック株式会社からの製品として販売します。これらの三脚は、スリック独自の技術を駆使し、軽合金パイプを使用することで軽量化を図りながらも、安定した性能を提供しています。
プロ 700 DX-IVの特長
「プロ 700 DX-IV」は、大型プロ仕様の三脚で、全高を1,920mmまで引き上げることが可能です。また、軽量化のためにAMT合金、つまりアルミ・マグネシウム・チタンの合金が採用されており、パイプ径は30.2mmで高い安定性を実現しています。
特徴
1.
レバー式脚ロック: ハウジング部にアルミダイカストを使ったプロ仕様のレバー式脚ロックを装備。これにより、簡単かつ確実なロックを実現しています。
2.
3段階開脚機構: 開脚ストッパーにより、通常の開脚からミドル、ローまで3つのポジションでの使用が可能です。これにより、不整地でも安定した撮影がしやすくなります。
3.
SH-837雲台: 特殊な2ハンドルの3ウェイ雲台を装備。パンハンドルは取り外しができるため、収納時には便利です。
プロ 500 DX-IVの特長
一方で「プロ 500 DX-IV」は中型プロ仕様の三脚で、全高は1,665mmです。この製品もAMT合金パイプを使用し、パイプ径は26.8mmで、安定性とポータビリティを兼ね備えた設計となっています。
特徴
1.
SH-706雲台: 同様に2ハンドルの3ウェイ雲台を装備。U字型にカットされたデザインは、大型レンズとの干渉を避ける工夫がなされています。
2.
ダブルナット式カメラネジ: スリック独自の「スプリング入りカメラネジ」を採用。カメラ側に自動で押し付けられる設計により、迅速にスムーズな固定が可能です。
両機種共通の革新技術
- - AMTパイプ: アルミ・マグネシウム・チタンの共合金は強度増加を実現し、薄さわずか0.8mmで驚異的な軽量化を実現しています。さらに、溝入れ加工により精度と強度が向上。
- - 耐久性向上: レバー式脚ロックは、アルミダイカストを使用しており、耐久性も兼ね備えています。
- - 持ち運びやすさ: 両三脚にはケースが付属しており、携帯性も大切にされています。
総括
新型スリック三脚「プロ 700 DX-IV」と「プロ 500 DX-IV」は、多機能で持ち運びやすく、高い安定性を備えた製品です。これからの撮影シーンでの活躍が期待されます。価格は、プロ 700 DX-IVが55,000円(税別)、プロ 500 DX-IVが45,000円(税別)となっています。各製品の詳細は、
公式サイトで確認できます。