伊豆市で初の循環型イベント「＆ vol.1」が盛況に開催

2022年3月21日、伊豆市修善寺において、地域の人々とモノを結びつける循環型イベント「＆ vol.1 -アンティークマルシェ＆ファミリーイベント-」が行われました。このイベントは、創業60年を超える古藤田商店の代表、古藤田博澄氏の「地域の人々の世代を超えたつながりを生み出したい」という熱い思いからスタートしました。彼のビジョンに共感した地域おこし協力隊の佐藤亜弥さんや、伊豆の国市の株式会社わたしたちとのコラボレーションにより、くつろぎと交流の場が実現したのです。

イベントは、午前10時から午後3時まで、古藤田商店の屋内外スペースで開催されました。天候は小雨でしたが、小雨決行のため、参加者は活気に満ちた雰囲気の中で交流を楽しみました。

今回のイベントでは、参加ブースが9つありそれぞれ特色ある活動を行いました。特に注目されたのは、サッカーJ3チーム「アスルクラロ沼津」のブースで、子ども向けの全力キックターゲットが設置され、サッカー好きの子供たちが楽しむ姿が見られました。参加者はボールを蹴るたびに笑顔が溢れ、家族連れにとっても楽しめる要素満載の場でした。

さらに、古藤田商店が展示する昭和レトロな食器は、多くの来場者の目を引いていました。創業当時からの名残を感じさせる品々が並び、思い出に浸る人々の姿も見受けられました。加えて、子ども用品の物々交換を行う「ママバトン伊豆」では、親たちが笑顔で参加し、新たな交流が生まれていました。

地元の特産物や手作りのアイテムも数多く出店されており、大地から採れる新鮮な野菜や、地元産の卵を使ったプリンなど、地域の魅力が詰まった商品が販売されていました。また、トヨタユナイテッド静岡伊豆の国店の車両展示も目を引き、イベントの華やかさを引き立てました。

最終的に、イベントは地元の人々を中心に多世代の交流を生み出し、ヒトやモノがつながる素敵な一日となりました。主催者の思い描いたつながりの場が実現し、今後のイベントにも期待が寄せられています。このような取り組みが地域に広がり、伊豆市がさらに活性化することを願っています。