名古屋の進化する公共コンサルティング会社、INEC
名古屋に本社を構える株式会社アイネクションが、2023年5月21日付で社名を「INEC」に変更しました。この新しい名前は、社員の「I(人)」、自然の「N(nature)」、エネルギーの「E(energy)」、そして「C(connection)」の頭文字をとったものです。これにより、同社の目指す新たな局面を明示的に表現しています。
NECの進化の歩み
アイネクションは2017年の設立から、公共施設における電気設備工事を手掛けることで事業をスタートしました。その後、蓄積された経験を基に、公共コンサルティング事業を展開し、事業を拡大させてきました。特に、2020年以降はLED照明による省エネルギーの普及に取り組み、2021年にはカーボンニュートラルを目指した事業も始めました。
これまでに、全国の地方公共団体に対して1万以上の公共建築物における省エネルギーの現地調査や設計を行っており、その成果は多岐にわたります。これにより「電気と地域」の関係性を強化し、地域に密着したサービスを提供してきました。
新ロゴ「INECブルー」
社名変更にともない、新ロゴも発表されました。その名も「INECブルー」。これはカーボンニュートラルが達成された際の空の色をイメージしており、持続可能な社会への強いメッセージが込められています。環境意識の高まりを受け、同社はこれからの未来に向けた新たな価値を創造することを目指しています。
経済と地域をつなぐ役割
新社名と新しいロゴに込められた思いについて、度会洋徳代表取締役CEOは、「どう電気を使うかという問いは、時代と共に変わります。今後は使用量を抑えて再生可能エネルギーを活用し、さらには自ら電気を生み出すことが求められています」とコメントしました。これにより、電気が人と街、そして地域を結びつけるハブとなることで、経済を活性化させ、新たな価値を生むことに貢献したいと語っています。
まとめ
名古屋を本拠とする株式会社INECの社名変更は、ただのブランド名の変更ではなく、持続可能性と地域の未来を見据えた重要なステップとなりました。企業としての成長を遂げる中で、INECは地域社会との連携を大切にしながら、公共事業におけるリーダーシップを今後も発揮していくことでしょう。私たちも、彼らの取り組みに注目し、応援していきたいと思います。