フーバーブレインの新戦略
2025-11-25 15:55:34

フーバーブレインが中期経営計画を発表、2030年までに「日本発のAIガーディアン」を目指す

フーバーブレインの新たな挑戦



株式会社フーバーブレインは、東京都千代田区を拠点に、空前のサイバーセキュリティのニーズが高まる中で、「日本発のAIガーディアン」を掲げた中期経営計画を発表しました。この計画は2030年3月期を見据え、企業の成長戦略を打ち出したものです。

自律型AIの時代が到来



代表取締役社長の輿水英行氏は、自律型AIの急速な普及がもたらす社会変革について強調しました。AIエージェント時代の到来は、ただの技術革新にとどまらず、私たちの生活、働き方、さらには倫理観にまで影響を与えるとされています。そのため、安全で信頼できるAIの利用を確立するためには、ガバナンスの構築が不可欠だと説明しています。

輿水氏は、「AIの発展を支える強度なガバナンス需要」が新たな成長エンジンであり、これを基にセキュリティ技術を軸にしたAIガバナンス市場の開拓を進める意向を述べました。

中期経営計画の具体的な目標



同社は2030年3月期において、調整後売上高150億円、調整後営業利益15億円、営業利益率は10%、さらにROEは15%以上を目指すという数値目標を掲げています。この水準を達成するためには、自社のセキュリティソリューションの拡販、IT人材サービスの強化、さらにはM&Aによる事業拡大が重要だと指摘しています。

調整後の売上高や営業利益は、フーバーブレインの中核事業の実績を正確に反映するため、特有の調整を施した指標となっており、投資子会社からの売上も含まれます。

株主還元の姿勢



株主還元にも重要な取り組みを示しており、2026年3月期からは初めて1株当たり15円の配当を実施し、2030年までの配当性向を30%に設定しています。これにより、総額10億円を株主還元に充当する予定で、多様な還元方法を模索するとのことです。

企業情報と事業内容



フーバーブレインは2001年に設立され、サイバーセキュリティソリューションの提供やテレワーク環境構築など、幅広いサービスを展開しています。特に、企業の安全なIT環境の構築を支援することで、クオリティ・オブ・ライフの向上に貢献しています。

最後に



AI技術の急速な進化により、企業の競争環境は日々変化しています。フーバーブレインが掲げた「日本発のAIガーディアン」というビジョンが、どのように実現されていくのか、今後の動向に注目が集まります。企業の成長とともに、私たちの生活もどのように変わっていくのか、期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社フーバーブレイン
住所
東京都千代田区紀尾井町4-1ニューオータニガーデンコート22F
電話番号
03-5210-3061

トピックス(経済)

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