カタール航空CEOの快挙
2023-12-14 14:49:22

カタール航空CEO、国際航空運送協会の理事会メンバーに選出される

カタール航空CEO、IATA理事会メンバーに選出



このたび、カタール航空グループの最高経営責任者(CEO)であるバドル・モハメド・アル・メール氏が、国際航空運送協会(IATA)の理事会メンバーに選ばれるという快挙が報じられました。

IATAの役割とバドル・モハメド・アル・メール氏の貢献



国際航空運送協会(IATA)は、320以上の国際航空会社が加盟する重要な団体で、世界の定期航空輸送量の約83%を担っています。IATAの使命は、航空業界の利益を代弁し、あらゆる航空会社を支えることです。アル・メール氏は理事会メンバーとして、安心で持続可能な航空輸送業界の発展に寄与し、他のメンバーと協力していくことが期待されています。

また、彼の航空業界における豊富な経験は、アラブ航空会社機構(AACO)においても活かされるでしょう。AACOは34社のアラブ地域の航空会社が加盟する団体で、航空業界のロビー活動や環境保護、地域内の研修施設でのトレーニング促進などを行っています。

アル・メール氏の経歴と実績



バドル・モハメド・アル・メール氏は、2023年11月5日にカタール航空グループのCEOに就任しました。それ以前は、ドーハ・ハマド国際空港の最高執行責任者を10年以上も務めていました。在職中には、同空港の大規模な拡張プロジェクト「ザ・オーチャード」を成功裏に先導しました。このプロジェクトでは、拡張されたターミナル内に熱帯庭園を配置し、世界トップレベルのダイニング施設や高級ショッピングを実現しました。

この施設拡張は、FIFAワールドカップカタール2022™前に完了し、ドーハ国内での建築工学的側面でも大きな評価を受けました。また、彼は2018年から2020年までアジア・太平洋地域の国際空港評議会で理事会長を務め、持続可能な空港の開発にも寄与しました。

アル・メール氏のリーダーシップの下、ドーハ・ハマド国際空港は2021年と2022年にスカイトラックス社から「世界のベスト空港」として認定され、彼の手腕が確かな成果を上げていることを示しています。

今後の展望



今後、アル・メール氏はカタール航空グループの新CEOとして、その豊富な経験と知識をもとに航空業界の新しい時代を切り開く役割を果たしていく予定です。カタール航空は、数々の受賞歴を有し、2023年に開催された「ワールド・エアライン・アワード」で10度目の「ワールド・ベスト・ビジネスクラス」を受賞するなど、業界における比類なき立ち位置を確立しています。

彼のキャリアは、業界の発展において重要な役割を果たし続けることでしょう。カタール航空グループやIATA、AACOでの彼のリーダーシップに期待が寄せられています。

会社情報

会社名
カタール航空
住所
Qatar Airways Tower, P.O.BOX22550 Doha, Qatar
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。