キユーピーの受賞
2026-03-12 15:28:54

キユーピーが食品用ヒアルロン酸研究で農芸化学技術賞を受賞

キユーピーのヒアルロン酸研究が評価され、「農芸化学技術賞」受賞



キユーピー株式会社が、食品用ヒアルロン酸に関する長年の研究成果を受けて、公益社団法人日本農芸化学会から「2026年度農芸化学技術賞」を授賞されました。この賞は農芸化学分野における重要な業績を評価するものであり、キユーピーにとって大きな、そして栄誉ある成果です。授賞式は2026年3月9日(月)に日本農芸化学会の大会で行われる予定です。

30年以上の研究の歴史


キユーピーは1980年代から、マヨネーズの原料である卵を使ったファインケミカル事業を展開してきました。この過程で、ヒアルロン酸の食品利用に着目し、医療用や化粧品用で有名なヒアルロン酸を食品に活用する研究を続けました。当初は、ヒアルロン酸は大きな分子であるため、経口摂取が可能なのか、吸収されるのかという疑念もあったといいます。

研究の進展


キユーピーは30年以上にわたって科学的実証に取り組み、ヒアルロン酸の生理活性や消化吸収メカニズムを解明してきました。その成果として、健康な成人を対象に行った二重盲検試験で、毎日120mgのヒアルロン酸を摂取することで肌の水分量が増加することが確認されました。これにより、ヒアルロン酸の機能性を実証し、科学的根拠を積み重ねてきました。

また、ヒアルロン酸が体内でどのように代謝され、皮膚に影響を与えるかについても詳細に研究されてきました。経口摂取されたヒアルロン酸は、腸内のバイオにも影響されながら吸収され、最終的には皮膚にも届きます。このメカニズムを解明することによって、皮膚のコラーゲン生成を促進することがわかりました。

市場への影響


キユーピーの研究は、2015年に日本初となる機能性表示食品『ヒアロモイスチャー240』の届出を成功させました。この食品は、肌の水分保持を促す成分としてヒアルロン酸を含んでおり、多くの人々に新たな選択肢を提供しています。現在、このようなヒアルロン酸を主成分とする機能性表示食品は100品目以上にのぼり、健康食品市場の活性化に大いに貢献しています。

今後の展望


キユーピーは、科学的根拠に基づく美容と健康に関する新しい食品の展開を進めていくことで、食と健康に対するさらなる貢献を目指しています。食品用ヒアルロン酸の研究が新たな市場を開拓し、多くの人々に役立つ可能性を秘めています。

記事のまとめ


本記事では、キユーピーの長年の研究が評価され、農芸化学技術賞を受賞した背景と、その研究がもたらした社会的な影響についてまとめました。ヒアルロン酸の食品利用は未だ発展途上の分野ですが、キユーピーの取り組みがさらなる進展を促すことを期待しています。


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会社情報

会社名
キユーピー株式会社
住所
東京都渋谷区渋谷1-4-13
電話番号
03-3486-3331

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