AI看護師配置支援サービス無償トライアルの開始
この度、東京都港区に本社を構える都築電気株式会社が、医療機関向けの新しい試みとして「AI看護師配置支援サービス(仮称)」の無償トライアルを始めました。この取り組みは10月より開始され、具体的には株式会社麻生飯塚病院と株式会社麻生情報システムとの共同研究によって進められています。
サービスの背景
現在、多くの医療機関では医療従事者不足が問題視されています。患者へのサービスを包括的に提供するために、看護業務や管理業務の効率化が急務となっています。本サービスは、特にこの効率化を支援することを目的としています。患者の数に応じた公平な看護師配置や、動線の無駄を削減できる仕組みを提供します。
AI看護師配置支援の特徴
このAI看護師配置支援サービスは、セル看護提供方式®を開発した飯塚病院とのワーキンググループで研究され、各医院での導入が可能な形で設計されています。サービスは以下のような機能を持っています。
- - 患者数の均等割り:患者の状況に応じた看護師の適正配置を実現。
- - 動線のムダ削減:業務の効率を高め、時間のロスを最小限に抑えます。
この革新的なサービスを用いることで、医療機関はより効率的に看護師を配置し、患者へのケアを最適化することが期待されます。
無償トライアルの内容
この無償トライアルは、先着順で募集がされ、以下の条件を満たす医療機関が対象となります。
1. 弊社指定のPCを用意し、アプリケーションのインストールを可能にすること。
2. セル看護提供方式®を採用している病棟であること。
3. 1施設につき1病棟のみ。
トライアル期間は利用開始から30日間、費用は無償です。この貴重な機会を通じて、看護業務のさらなる効率化を体験してみてください。
医療現場の声
このサービスの導入にあたり、飯塚病院の担当者からは肯定的な声が聞かれています。特に、看護師の配置が公平に行われる感覚や、以前は言語化できていなかった配置調整ルールの整理ができたことが報告されています。また、今後は患者情報や勤務看護師の情報を融合できることが望まれています。
今後のイベント
このサービスの発表を受け、以下のイベントが予定されています。これにより、より多くの医療機関へ本サービスを広めていくことを期待しています。
1.
第32回 飯塚病院TQM活動発表大会(2024年10月12日)
2.
日本医療マネジメント学会 第21回九州・山口連合大会(2024年12月6日、7日)
都築電気株式会社の企業理念
私たち都築電気は「人と知と技術で、可能性に満ちた“余白”を、ともに。」を理念に掲げ、ICTを通じて社会課題を解決する企業です。2023年は創業100周年の年であり、今後も持続可能な社会に向けた取り組みを続けていきます。この新しいAI看護師配置支援サービスも、医療の質向上と業務効率化に向けた一ステップです。
まとめ
都築電気の新たなAI看護師配置支援サービスは、医療現場における看護業務の改革に一石を投じるものです。効率的な業務に向けた今後の発展が期待されます。無償トライアルへの参加を通じて、医療機関の皆様が実際の効果を体感し、その声をフィードバックすることが、サービス向上のカギとなるでしょう。