生活協同組合コープさっぽろは、地域のニーズに応じて新しい取り組みを始めました。その名も「トドックエコサイクルボックス」。この古紙回収ボックスは、持続可能な社会を実現するための重要な一歩として、帯広地区の3つの店舗に設置されます。これらのボックスでは、ダンボールや新聞、雑誌などの古紙類を手軽に回収できます。
具体的には、10月1日より、帯広市にあるベルデ店、かしわ店、そして中川郡幕別町のさつない店の駐車場に設置される予定です。これらの店舗はそれぞれ営業時間が異なり、ベルデ店は9:00〜21:50、かしわ店は9:00〜22:00、さつない店は9:00〜21:00にわかりやすく回収を行っています。さらに、この取り組みは地域のどなたでも無料で利用でき、訪れた際に簡単に古紙を投入できるのが大きなポイントとなっています。
古紙回収ボックスで集まった資源は、リサイクルを経て新たな製品へと生まれ変わり、環境への負担を軽減する役割を果たします。コープさっぽろは、2023年度に34,942トンもの資源物を回収し、その売上はおよそ5.3億円に達しています。その利益の全ては地域の子育て支援に充てられ、ファーストチャイルドボックスや絵本の提供など、地域の未来を担う子どもたちのために活用されています。
今後もコープさっぽろは、この古紙回収ボックスの設置を拡大し、地域住民の要望に応えていく方針です。古紙の回収を通じたエコ活動は、些細な一歩かもしれませんが、地域への貢献や次世代への大きな影響となるのです。環境保護と地域支援を両立させるこの取り組みが、多くの人々に楽しまれ、今後の地域社会の持続可能性に寄与することを期待しています。
このような活動を通じて、自分たちの暮らしを見直し、エコライフを実践していくことが重要です。ぜひ、近隣の店舗を訪れた際には、古紙回収ボックスを利用して、身近なエコ活動に参加してみてはいかがでしょうか。地域一丸となって、環境に良い未来を築いていきましょう。