カサナレ株式会社、SaaSとしての新たな挑戦
カサナレ株式会社が提供する、チャットボットをChatGPT仕様に進化させたAIチャットシステム「Kasanare」が、マイクロソフトの支援プログラム「Microsoft for Startups」に選出されました。このプログラムは、世界中のスタートアップ企業に向けたサポートを行い、成長を促進するためのものです。
Microsoft for Startupsとは
「Microsoft for Startups」は、マイクロソフトが提供するスタートアップ向けの支援プログラムです。140カ国以上に展開し、独自のテクニカルソリューションを持つ企業の成長をサポートしています。このプログラムに参加することで、企業はAzureやOpenAIといった先進的なテクノロジーにアクセスできるほか、マイクロソフトのパートナーネットワークを利用したリソースを得ることができます。これにより、事業拡大に向けた新たな戦略を構築する手助けを受けることが可能となります。
ChatGPTとは
ChatGPTはOpenAIによって開発された対話型AIチャットボットで、2022年11月に初めて公開されました。高精度の回答が話題となり、リリースからわずか2か月でアクティブユーザー数が1億に達したと報じられるなど、注目を集めました。ChatGPTは、大規模なデータセットでトレーニングされた「大規模言語モデル」を基にしており、ユーザーからの質問に的確に応じる能力を持っています。
Kasanareの特徴
カサナレの自社SaaSプロダクト「Kasanare」は、既存のチャットボットをChatGPTの技術で革新することを目的としています。このシステムは企業ごとにカスタマイズでき、高精度なチャット機能を自社のWEBページやプロダクトに統合することができます。これにより、エンゲージメントの高いユーザーへのデジタルでの双方向なアプローチを実現。
さらに、チャットを通じて集めたユーザーのフィードバックをリアルタイムで把握し分析できるダッシュボードが標準搭載されており、顧客ロイヤルティやサービス品質の向上に寄与することができます。加えて、従来の人的対応をAIに置き換えるための実証実験も進行しており、対話が必要なユーザーへのカスタマーサポートを効率化することを目指しています。
マイクロソフトとの今後の展望
「Microsoft for Startups」に選ばれたことにより、カサナレ株式会社は、マイクロソフトの提供するソリューションやサポートを活用しながら、さらなるユーザーエクスペリエンスの向上に取り組んでいく計画です。
会社概要
カサナレ株式会社は、顧客の声を基に顧客ロイヤルティを高めるAIチャットボット「Kasanare」を開発・提供しています。設立は2022年8月で、主にGenerative AIを利用した業務特化型クラウドサービスの開発を行っています。公式サイトには詳細な情報が掲載されており、今後の展開にも期待が寄せられています。
【本件に関するお問合せ先】
カサナレ株式会社 広報担当
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