ZENITH CAPTAIN Automatic Chronometerの魅力
1960年代に登場したクロノメーターモデル「ZENITH CAPTAIN Automatic Chronometer」が新たに入荷しました。この時計は、当時の合理性と美意識を見事に融合させた希少な一品です。特に「PRINCIPE PRIVE - Epoca d’Oro」において、このモデルが取り扱われていることは、国内外の時計コレクターからも注目を集めています。
歴史的背景
1957年に誕生した“CAPTAIN(キャプテン)”は、単なるドレスウォッチの枠を超え、精度を追求する過程で生まれた特異な存在です。1950年代後半、経済成長期に入った日本では、人々が時間に追われるようになり、時計に求められたのは美しさだけでなく、実用的な精度と正確性でした。この時代背景の中、各ブランドがクロノメーター規格に基づくモデル開発に取り組むようになり、特にOmegaの「Constellation」、Longinesの「Conquest」などが精度重視のモデルとして確立されていきました。
そんな中でZenithが提案したモデルが“CAPTAIN”でした。クロノメーター検定が厳格に課せられる中で、当時の技術と思想を基に開発されたのです。
精度と技術の象徴
本モデルは「Cal.2542PC」というムーブメントを搭載し、高精度を追求したいくつかの仕様が特徴的です。このムーブメントは25石で、毎時21,600振動し、5姿勢差調整を備えています。また、微調整を行うための緩急針を装備していることから、実用精度が重視されたことがうかがえます。1960年代においては、クロノメーター仕様とは単なる高級機を意味せず、精度そのものが価値を持っていました。この時代の象徴とも言える時計が、このZENITH CAPTAINなのです。
デザインの美しさ
ダイヤルにはオリジナルのシルバーサンバースト文字盤が使用されており、均整の取れたディスク状のケースデザインと、控えめな光沢が美しい調和を形成しています。その37.2mmのケースサイズは、当時としてはやや大ぶりですが、薄型設計により洗練された印象を与えています。装飾性を排除し、時間そのものに価値を見出した時代を強く反映したデザインです。
販売情報
現在、このZENITH Big Disc Case “CAPTAIN” Automatic Chronometer 1965sは、495,000円(税込)で販売されており、その状態は全体的に良好で、わずかな使用感が見られます。文字盤や針も未加工のオリジナル状態を保っています。
特に、社外製のライスメタルブレスレットが装着されており、最大18.5cmまでの手首に対応可能です。本モデルの内部には、直営のすべてのリストに含まれる付属品が同梱されています。特に嬉しいのは、「PRINCIPE PRIVÉ」による鑑定書やボックスがついてくることです。
取り扱い店舗
本時計は、«PRINCIPE PRIVE - Epoca d'Oro - OMOTESANDO»で購入可能です。東京都港区北青山に店舗を構え、営業時間は12:00から19:00までです。興味のある方はぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか。
公式サイトもあるので、詳しい情報や他のモデルについても確認できます。時計愛好家にとって、ここでしか得られない特別な出会いが待っているかもしれません。
PRINCIPE PRIVE公式サイト