Photoructionが新たに進化!電子納品機能の大刷新
建設業界に革新をもたらすPhotoructionの発表が話題を呼んでいます。この度、株式会社フォトラクション(以下、フォトラクション)は、自社の提供する建設生産支援クラウド「Photoruction」の電子納品機能を大幅にリニューアルしたことを発表しました。このリニューアルは、建設業における先進技術を駆使し、利用者の負担を軽減するために行われました。具体的には、福井コンピュータ株式会社からの技術支援を受け、新たに開発した電子納品エンジンをクラウド環境に導入することで、ありとあらゆる要領や基準に迅速かつ柔軟に対応できる体制を整備しました。
リニューアルの背景
公共工事においては、電子納品が欠かせない存在となっていますが、現場では様々な課題が存在します。発注者や要領ごとに異なるフォルダ構成やファイル命名規則の煩雑さ、国土交通省や地方自治体による200以上の要領・基準の存在、これらの改訂に伴うソフトウェアの更新の煩わしさが、現場の作業を難しくしています。さらに、オフラインが前提のシステムでは、アップデートやデータの共有にかかる時間も大きな問題です。
フォトラクションは、これらの課題を解消すべく、福井コンピュータの豊富な経験を活かすことに決めました。クラウドベースで拡張可能な電子納品エンジンを新たに搭載し、電子納品機能の開発を進めています。
リニューアルの主な内容
1.
最新の電子納品要領に柔軟対応
フォトラクションは福井コンピュータの技術協力を得て、国土交通省が発表した最新の電子納品要領に対応できる機能を提供します。従来の要領にも十分対応しつつ、多くの要項に適合する能力を有しています。
2.
クラウド上での一元管理
データの管理が一元化され、UIも刷新されました。これにより、過去の納品データやプロジェクトごとの情報が簡単に管理可能となり、再利用もスムーズに行えます。その結果、作業効率性が大幅に向上し、品質の安定化も図られることになります。
3.
高速且つ網羅的なチェック機能
確認作業にかかる工数が削減されると共に、誤りの検出精度も高まります。クラウドによる高速チェック機能が搭載されており、フォルダ構成やファイル命名のミスを事前に検出してくれるため、チェック漏れゼロを実現します。
導入による期待
新しい電子納品機能の導入によって、作業時間の大幅な削減が期待されています。フォルダ構成や命名ミスを未然に防ぐことが可能となり、クラウド環境でのチームワークも向上します。また、最新要項への自動アップデート機能によって、運用手間も軽減されます。
提供開始日と料金について
このリニューアルされた電子納品機能は、2025年9月を予定して提供開始されます。料金については、Photoruction Buildのアカウントを持つユーザーであれば、追加費用は不要で利用できるとしています。
公式サービスサイトも立ち上がっており、詳細は
こちらから確認できます。
株式会社フォトラクションについて
フォトラクションは「建設の世界を限りなくスマートにする」というミッションのもと、建設業界向けの生産性向上サービス「Photoruction」を開発しています。写真や図面の効率的な管理を促進し、工事の事前準備やデータ入力のサポートを行うクラウドベースのアウトソーシングも提供しています。