咽頭結膜熱の原因と対策
2024-07-17 18:48:39

「子どもの三大夏風邪」のひとつ!咽頭結膜熱の原因と症状、治療・予防法を専門医が解説

「子どもの三大夏風邪」のひとつ、咽頭結膜熱とは?



咽頭結膜熱は、アデノウイルスによる感染症です。主な症状は「発熱」「のどの腫れと痛み(咽頭炎)」「結膜炎」の3つです。夏に幼児や小学生の間で流行しやすいことから、「子どもの三大夏風邪」の1つに数えられています。

近年では、春や秋に流行するケースも増え、子どもだけでなく大人もかかることがあります。

咽頭結膜熱の原因



咽頭結膜熱は、アデノウイルスが原因です。アデノウイルスは、咳やくしゃみ、鼻水などの飛沫によって感染します。また、ウイルスを含んだ分泌物に触れた手で目や鼻、口を触ることで感染することもあります。

咽頭結膜熱の症状



咽頭結膜熱の主な症状は以下の通りです。

発熱:38℃~40℃の高熱が4~5日続く場合も。
のどの腫れと痛み(咽頭炎):のどが痛くて飲み込みづらい。
結膜炎:目が充血し、ゴロゴロする。まぶたが腫れる場合もある。

これらの症状に加えて、頭痛、咳、鼻水、倦怠感などの症状が出ることもあります。

咽頭結膜熱の治療・対処法



咽頭結膜熱の治療法は、基本的に対症療法です。解熱剤や鎮痛剤などの薬を服用して症状を緩和します。

水分補給: 高熱が続くため、こまめな水分補給が重要です。
休息: 十分な休息をとり、体の回復を促します。
うがい・手洗い: ウイルス感染予防のため、こまめな手洗いとうがいを心がけましょう。

咽頭結膜熱の予防法



咽頭結膜熱は、感染力が強いウイルスです。家庭内感染に注意し、以下の予防法を心がけましょう。

手洗い: こまめな手洗いを心がけましょう。特に、食事の前後やトイレの後などは丁寧に洗いましょう。
うがい: うがいも効果的です。
マスク: 咳やくしゃみをするときは、マスクを着用しましょう。
タオルの共用を避ける: タオルは、家族間でも共用しないようにしましょう。

咽頭結膜熱に関する情報



大正製薬株式会社が運営する健康情報サイト「大正健康ナビ」では、専門医によるヘルスケアアドバイスを公開しています。

7月17日に新着公開した「咽頭結膜熱」では、黒木 春郎 先生に、原因、症状、治療・対処法や予防法について詳しく解説しています。

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https://www.taisho-kenko.com/


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