初めての自然体験を求めて
大分県竹田市、久住高原で、毎年恒例の「久住キンダーフェスト」が2025年11月2日と3日に開催されます。このイベントは、子どもたちの健全な成長を促し、地域との交流を目的とする、社会福祉法人博愛会によって主催される秋の収穫祭です。46回目を迎える今年も、多くの子どもたちに「都市ではできない新しい自然体験」を届けることをテーマに準備を進めてきました。
都会では味わえない“体験”の数々
久住キンダーフェストの最大の魅力は、なんといっても“体験”にあります。親子で協力しながら楽しむピザやソーセージ作り、畑での野菜収穫、もちろん本物の消防車を使った放水体験、さらには木の上で風を感じる「ハイジのブランコ」や「ツリーハウス」など、子どもたちが五感を使って楽しめるアクティビティが目白押しです。
また、ヤギやウサギと触れ合える「わんぱく牧場」や、自然素材を使ったクラフト教室、さらには地元の旬な食材を使った手作りグルメコーナーも設けられています。これらすべての活動は、子どもたちに“見て・触れて・味わう”喜びを提供し、家族一緒に素敵な思い出をつくる場となるでしょう。
新たな挑戦!特別体験プログラム
今年から新たに導入された特別な体験プログラムも見どころです。まずは、ハンター吉良さんによる「猟師鍋」体験です。久住で捕れたイノシシの肉を使い、命の恵みを感謝しながら楽しむ料理。ハンターによるリアルな体験談や、山に生きる知恵について学ぶことができる貴重な機会です。
続いて大分レディースハンタークラブによる安全な模擬体験プログラムでは、実際の猟具を使いながら“狩猟”の文化を学ぶことができます。この体験を通じて、子どもたちは自然との距離感や命の循環について考えるきっかけになればと思います。
最後に、子ども向けの乗馬体験も提供され、大きな馬の背に乗って風を感じるひとときを楽しむことができます。このような動物とのふれあいは、子どもたちの心に刻まれる特別な思い出となるでしょう。
ここでしか得られない感動
久住高原での「久住キンダーフェスト」は、都市では経験できない五感をフルに使う時間を提供します。土の香りや火を囲んで味わう焼きたての料理、動物と目を合わせる瞬間など、すべてが特別な体験です。今年のフェスティバルで、「今までに経験したことがないこと」が実現できることでしょう。
地域に根ざした温かい祭り
このイベントは、久住高原で育まれる環境の理解を深めるとともに、地域との交流も促進し、未来を担う子どもたちに「生きる力」を伝えることを目的としています。毎年、地域のボランティアや福祉施設の職員が協力し、誰もが安心して楽しめる温かな手作りの祭りとして運営されています。
開催情報
- - 日程: 2025年11月2日(日)・3日(月・祝)
- - 時間: 10:00~15:30(雨天決行)
- - 場所: 久住高原パルクラブ(大分県竹田市久住町久住896-22)
- - 入場料: 無料
- - 主催者: 社会福祉法人 博愛会
主催者のメッセージ
「久住キンダーフェストは、地域と子どもたちが一緒になって秋の実りを分かち合う収穫祭です。自然の力や人とのつながりを感じてほしいと思います。」(社会福祉法人博愛会 副理事長 釘宮 謙悟)
お問い合わせ
久住高原パルクラブ
〒878-0201 大分県竹田市久住町久住896-22
TEL:0974-77-2941
公式サイト