Valence Security社のSaaSセキュリティソリューションが日本に登場
最近、企業は多様なソフトウェアやサービスをクラウド上で提供するSaaSを積極的に導入しています。これに伴い、どこでも利用可能な利点があり、業務の効率化を図ることができますが、新たなセキュリティリスクも浮上しています。具体的には、Web会議やプロジェクト管理ツールといったSaaSプラットフォームが狙われ、データ漏洩の危険性が高まっています。
このような背景を受けて、サイバーセキュリティ対策として注目されているのが、SaaS Security Posture Management (SSPM)です。このSSPMは、企業が利用している多様なSaaSの設定や利用状況を常時監視し、潜在的なリスクを特定します。SSPMを導入することで、企業はそのSaaS環境において生じる可能性のある脆弱性を見つけ出し、適切なセキュリティ対策を実施することができます。
SaaS Security Posture Management (SSPM)の機能
SSPMは、さまざまなSaaSアプリケーションのセキュリティ設定やポリシーに関する問題を可視化し、自動修正が可能です。この機能により、企業はセキュリティ管理業務の効率化を図りながら、コンプライアンスの遵守を支援します。具体的には、以下の特長があります:
- - 広範な対応 : 67種類以上のSaaSアプリケーションに対応し、Microsoft社との強力なパートナーシップを結んでいます。
- - 簡易な導入 : 専門知識は不要で、管理者権限の付与さえあればすぐに使用を始められます。
- - 自動修正機能 : セキュリティリスクが見つかった場合、設定の不備を自動で修正します。
- - 一元監視 : 視認性の高いダッシュボードで、複数のSaaSの状態やアラートを一元的に監視できます。
- - 既存製品との連携 : SSPMはTPRMやSIEM、SOARなど、他のセキュリティ製品との共存・連携も可能です。
価格体系と導入支援
Valence SecurityのSSPMは、監視対象のSaaSアプリケーション数とユーザー数に応じた年間サブスクリプションとして提供されています。
東京エレクトロンデバイス(TED)は、この革新的なSaaSセキュリティソリューションを国内初のパートナーとして取り扱っています。企業がSaaSをより効率的かつ安全に利用できるよう、支援を行い、ビジネスの推進をサポートしています。今後もTEDは、高度な技術サポートを通じて、企業のセキュリティ対策を支援し続けます。
Valence Security社のCEO、Yoni Shohet氏は、「当社のSaaS Security Platformを日本市場に提供できることを嬉しく思います。このパートナーシップを通して、企業がSaaS環境を保護し、リスクを軽減する手助けができることを楽しみにしています」と述べています。
会社情報
Valence Security Inc.
Valenceは、ビジネスユーザーとの連携を通じたSaaS Security Posture Managementの提供を行っています。彼らのプラットフォームは、Microsoft 365やSalesforce、GitHub、Workdayなど、数多くのSaaSアプリケーションのリスクを適切に管理できます。公式サイトは
こちらです。
東京エレクトロン デバイス株式会社
東京エレクトロンデバイスは、半導体製品やITソリューションを提供する商社であり、お客様のニーズに合わせた技術商社としての役割を担っています。詳細は公式サイト
こちらをご覧ください。