フードバンク埼玉、2024年度第6回理事会を開催し未来を考える

フードバンク埼玉2024年度第6回理事会の開催

2024年5月12日、フードバンク埼玉は、埼玉県内で理事会を開催し、今後の活動について真剣に話し合いました。会場には多くの関係者が集まり、ZOOMを通じても参加者がいたことから、多様な意見を収集できたことが特徴的でした。

開催概要

理事会は15:00から17:00まで、パルシステムぱる★てらす会議室で行われ、その様子はオンラインでも配信されました。近年の生活様式の変化を受け、リモート参加の方法も確立していることは、今後の活動にとっても重要な要素となります。

参加者

理事や監事はもちろんのこと、地域の各生協や労働組合の代表者も多数参加しました。このように多様な背景を持つ人々が集まることで、フードバンクの活動に対する理解が深まり、共に課題に立ち向かう姿勢が強化されました。

議題

理事会では、2024年度の事業報告案や決算案に加え、2025年度の事業計画案と予算案の審議が行われました。また、過去一年間の受入れと提供の状況が報告され、特に新型コロナウイルスによって引き起こされた課題についての議論が盛り上がりました。

新型コロナウイルスの影響

この数年間、フードバンク埼玉は様々な困難に直面しました。新型コロナによる人流制限と経済活動の縮小によって、普段は寄付が期待できない種類の食品が集まりました。また、仕事を失った人々だけでなく、年金生活者までもが物価上昇によってフードバンクの支援を求めるようになっています。このような状況は予期していなかったものであり、フードバンク事業の必要性が再確認されました。

未来に向けた展望

理事会で確認されたのは、2025年度も引き続き食品ロス削減や地域循環型フードバンクへの移行を目指すという目標です。これにより、必要な人たちへの支援を拡大しながら、エコや省エネを意識した取り組みを進めていく意向がコミュニケーションされました。

地域社会と連携しながら、フードバンク埼玉は今後も私たちの食料支援活動を強化していきます。人々が必要とする食料を届けるために、フードバンクの重要性を広め、地域の皆様と共に活動を推進する覚悟を新たにしました。

このような活動は、単に食品を提供するだけでなく、コミュニティの絆を深め、相互扶助の精神を育むための鍵となります。これからのフードバンク埼玉の活動に期待が高まります。

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