生きづらさガイド
2021-08-10 10:13:11

生きづらさの回復と支援を考える新しいガイドブックが登場

生きづらさの回復と支援を考える新しいガイドブックが登場



当事者である大橋史信氏が著した『不登校・ひきこもり・発達障害・LGBTQ+生きづらさの生き方ガイド』が、2021年7月に発売され、好評を博し即重版が決定しました。この本は、さまざまな生きづらさを抱える当事者とその家族に向けて、これからの生き方を考えるための確かな道しるべを提供します。

書籍の特徴



本書には、13組の生きづらさを経験した当事者とその家族へのインタビューが収録されています。彼らの本音と実体験に基づいたストーリーは、同じような悩みを抱える人々にとって大いなる励みとなることでしょう。

さらに、困りごとに応じた解決の糸口として、自分らしい生き方を模索するための視点や、行政及び民間の支援団体の情報が詳細に整理されています。これにより、当事者が抱える様々な問題に対して適切な相談先を一目で知ることができる便利さが特徴です。

本書は、単に知識を提供するだけでなく、実際に生きづらさを抱える人々とその支援者たちの両視点を取り入れて構成されています。また、冒頭には早見表があり、必要な情報をすぐに見つけることが可能。さらに、各種情報にはQRコードも付与されているため、直接ネットで調べることもできます。このように、誰にとっても容易にアクセスできる情報源としての役割を果たしています。

生きづらさへの理解を深める



推薦者のなでしこメンタルクリニック院長、白石弘巳氏は、本書を「生きづらさを抱えた方々の辞典」と位置づけ、多くの人々にぜひ読んでほしいとコメントしています。これは、現在困難に直面している方々だけでなく、支援者や周囲の人々にとっても有益な情報が詰まった貴重な一冊です。

本書が誕生した背景



大橋史信氏は、自らも不登校やひきこもり、発達障害の経験を持ち、その中で自己理解を深め、他者との接点を持ちたくなったことから、同じような悩みを抱える人々との交流を始めました。特に、彼は家族が抱える負担も理解し、彼らが自由に相談できる環境を整えることの大切さを認識しました。その結果、協力し合う地域社会を目指して、2013年からピアサポート活動に着手。2020年には一般社団法人生きづらさインクルーシブデザイン工房を設立しました。

この立場からも、本書は生きづらさを感じる人々が安心して相談できる情報を一冊にまとめたものであり、彼らの支援のために必要な資源を提供します。

販売情報



書籍の価格は1980円(税込)で、A5判240ページの内容。購入は公式ウェブサイトやAmazon、楽天市場で可能です。また、書店での注文も受け付けており、希望する読者はぜひ手に取ってみてください。この本が、あなたやあなたの周りの生きづらさを軽減し、支え合える道となることを願っています。

会社情報

会社名
一般社団法人 生きづらさインクルーシブデザイン工房
住所
東京都豊島区北大塚1-30-4大橋方
電話番号
03-3917-4436

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